期待度♪♪♪♪
夏の3部構成
全部観たいけど、3部構成は割高なので、とりあえず第一部のチケット取った。残りの鑑賞はお財布と相談だな。二本とも観たこと無いので楽しみだ
期待度♪♪♪♪
恐怖時代
三部の「怪談乳房榎」は、本当に面白い演目で、お友だちが観るのなら一番におすすめします。
が、個人的には、もうお腹いっぱい。
一方、あまり人気なさげ(ってのは松竹のチケットの残り具合で勝手に判断)の一部の「恐怖時代」が楽しみ。
横溝正史自身が1976年の対談で「ぼくの美少年趣味のもとは、谷崎さんの『恐怖時代』(中略)こわいんだ。美少年がじつに悪党なんですね、終わりになると。あの強烈な印象の影響です」と言っていて、それ読んで以来、見たかった演目。だけど、ずっと上演なかった。(ってところであんまり期待しちゃいかん気もする・笑)
このたび33年ぶりの上演ってことで、ここを逃したらもう生きているうちに観られないかもねって気持ちで、暑さにひきこもりの虚弱な体に鞭打って朝から出かけます。
期待度♪♪♪♪♪
歌舞伎初心者におススメ
「怪談乳房榎」は、復活上演された時から、ほとんど見逃さない演目。
PTAの歌舞伎鑑賞会を企画した折、その時が八月納涼歌舞伎の三部制公演の初回でしたが、歌舞伎初心者の方90名をほとんど全員、歌舞伎ファンにしてしまいました。
勘三郎さんが亡くなった時、その時ファンになったお母様方が、多数、お別れの会に参集された程でした。
歌舞伎狂言の早替りものは、多数ありますが、筋立てが一番しっかりとしているのは、「怪談乳房榎」だと思っています。
きっと、今回の上演で、勘九郎さんは、間違いなく、お父上を超える名演を見せて下さるに違いないと確信しています。
一度、歌舞伎を観てみたいなと思っている方には、超おススメ演目です。