HAPPY END 公演情報 HAPPY END」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-6件 / 6件中
  • 中盤
    ちょうど開始一時間ぐらいかなあ。
    流れが悪くなっているというか、勢いがなくなっているというか...

    ラストのあのどんでん返しをするのであれば、
    全体的にもっと勢いがないと、アッサリした終わり方になってしまうと思った。

  • 満足度★★★

    ちょっと怖い
    最初はストーリーが把握出来なかったのですが、だんだん面白くなりました。ラストは意外性もあり、よく練られた脚本だと思いました。が、演技力の問題なのかよく分かりませんが、舞台全体としては何だか物足りない気がしました。今も機械に振り回されている気がしますが、今後は機械に支配されてしまう時代が来るのかな?と少し怖くなりました。面白いストーリーでした!

  • 満足度★★★

    楽しい毎日を求めて
    最前列上手端より観劇。
    はじめ近未来SFかと思われたが、「もしもバーチャル世界が実現したら」という日常ストーリー。

    ネタバレBOX

    物語を動く中心はソフトウェア会社(だったかな?)の社長と部下。
    社長は元いじめられっ子の軽い人。部下は女性恐怖症のオタク系。
    社長はとにかく皆と楽しく、幸せに生きたいという目的で会社をやっている。
    でも、ユルい社長と部下のせいで経営状況はいまひとつ。
    一念発起し、バーチャル世界が体験出来るソフトを使い、翌日のイベントをシミュレート。
    予習してから現実世界で実際に行動する、という手順で会社を立て直そうとし始めは上手くいくも誤解が生まれてしまい……

    役者陣の方々は熱演だと思った。
    ただ、正当性や必然性、リアリティに欠けたような気がした。
    あれでは会社なんてとっくに成立しなくなってるし、新しい従業員が入って来てもすぐやめるだろう。本当の会社っぽくない。そこがどうなのか。
    大事な友人達と毎日を楽しく生きたいが為に、高度なバーチャル世界を作り、そこに大事な現実の世界の住人を移動させる。
    壮大な現実逃避、という印象になった。
    社会は非情だから、あんな状況ではああなるのも無理はない。
    理想を追い求めるのは、良い事だと思うが……
    ラストシーンは、あのたたみ方だと、なぜあの人は協力してくれなかったの? という疑問が残る。
  • 満足度★★★

    もう少し演出に妙があれば…
    芝居の導入部は”ゆるくて、えぇ~”、結末は”ピリッとし、おぉ~”という、最初・最後に違和感のある演出・演技であった。
    たぶん脚本は面白く、また考えさせる内容になっていると思わせるが、それを伝えきれていないところが残念であった。

    ネタバレBOX

    当初、SF・異次元世界の雰囲気を出しつつ、実はバーチャル世界観を見せてくれた。そこには興味深いエピソードがちりばめられており、1つひとつをとって見れば自分の性格的なものに当てはまるかもしれない。たとえば、「シャイで女性と話すのが苦手」、「しっかりサポートする役目を果たす」などである。
    脚本は芝居全体をバーチャルで包み、オチをつけて観せてくれた。導入部にあるセリフ「繰り返し」が暗示していた。この”バーチャル・メモリ・システム(仮想記憶方式)を利用したストーリーは面白かった。
    一方演出は、その(魅)せ方が足りなかったと思う。場面転換にメリハリがない、もしくはその方法がワンパターンのように思われた。たとえば、舞台上(または舞台裏も使用)をクルクル回るだけで、目先の変化がない。観客へのアプローチに変幻を持たせることで集中力・感情移入を図ってほしい。
    また演技は、総じて淡々としており、魅力ある人間像が描けていないように見えた。最後のオチに結びつけるには、もっと人間らしく(見)魅せ、実はバーチャル内の存在というギャップ感を上手く演じて欲しかった。
    脚本の書き込みが演出・演技に十分伝わらない、それこそ絵空事になっているようで残念でならない。
    次回公演を期待しております。
  • 満足度★★★★

    別空間
    複雑な空間の行き来で、内容が進行するところが非常に面白かった。
    ただ、もう少しエビソート1つ1つに感情を込められる演出があると良い。

  • 満足度★★★★

    奥が深い
    私たちもどの階層に存在しているのか考えてしまいます。

    ネタバレBOX

    ビッグバンから始まった宇宙、パソコンの中でビッグバンを起こせば現在のような宇宙にまで進化して私たちが生きているような社会も成立するということを確かめるべく、壮大なシミュレーションゲームを楽しむお金持ちの女の人の話。

    人間の中にはコンピュータ内に理想の宇宙を作り出そうとする人もいますが、その私たちも誰かによって作られたコンピュータ内の存在だったとしたら、リセットされたり電源を切られたりしたらジ・エンドです。

    ゲームの対象として追いかける人間を間違えたからでしょうか、何度ゲームをしてもハッピーエンドにはならないようで、また新しいゲームを開発してもらってビッグバンからやり直しです。

    水槽の中の宇宙を覗き込む星新一さんのショートショートを思い出しましたが、かつては水槽、今やコンピュータ、奥の深い話でした。

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