満足度★★★
不気味さ
舞台セット・美術は、不自然・不安定を表現したようなアンバランスな配置や構図…具体的には斜めに置いたドア、多重構造の窓などである。そこには主人公のエゴが表れているようだ。
主人公はロボット工学の専門家で、最近、偏頭痛などに悩まされ妻から病院へ行くよう促され…検診結果「病気ですね、病名はわからない」と。病名が明らかにならないことに対する苛立ちは増して…。
さて、公演は人格面に重点をおいて、その深堀り・完成度を高めてはどうか、というのが正直な感想である。
(ネタバレBOX)
満足度★★★
皮肉なラスト
Bチームを観劇しました。モノトーンの色合いと斜めのドア・窓などで、不思議な雰囲気が出ていました。私の大好きな星新一さんの本の挿絵を思い出しました。ストーリーは、謎めいていて面白かったです。ただ難しい台詞が多かったように感じました。皮肉なラストで、ミステリーの中にブラックユーモア(ユーモアと言っていいのか分かりませんが)を感じました。面白かったです。
満足度★★
Aキャスト
前半主人公が入院することになるまでが
雑な印象を受けました。
主人公が何故その病院で入院したのかが全くわからない。
あんなにイライラして怒って怒鳴りちらして、急に入院することにしますというのは
本当にわからなかったです。
後半にたくさんのキャストが出てきて楽しくなってきましたが、
ホラーとしての緊迫感はなかったです。
あと台詞が不自然でした。
主人公の言葉が会話なのに哲学の本の文章を音読してるかのようで
聞いていて良い感じはしなかったです。
後半になると他のキャスト言葉づかいも
哲学の文章のようになり、
苦しかったです。
満足度★★★★
Aキャスト
別の意味の怖さを感じた作品でした。セットの傾いた扉や窓などもいい効果を出していたのではないでしょうか。演出も違っているらしいBキャストとの雰囲気の違いも気になりました!