期間	2014/08/28 (木) ～ 2014/08/31 (日)
劇場	北品川フリースペース楽間
出演	山縣太一（チェルフィッチュ）、森永理科、髙橋優太（演劇実験室◎万有引力）、笹野鈴々音、落合美香、安藤真理、宮崎晋太郎、若松真夢、桑山こたろう、井神沙恵、柴奏花
脚本	松村翔子
演出	松村翔子
料金（1枚あたり）	2,500円～ 2,800円【発売日】前売・予約　2,500円／当日　2,800円
公式／劇場サイト	http://the-momeraths.blogspot.jp/ ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル	８月２８日（木）１９：００２９日（金）１９：００３０日（土）１４：００／１８：００３１日（日）１４：００／１８：００
説明	時は江戸、舞台は北品川に位置する遊郭「城木屋」。かつては板頭（ルビ：いたがしら）を張るほどの遊女であったお染は年季が近づき落ち目となる。悩んだ末、誰か男を道連れに心中しようと企てた。そこで運悪く相手に選ばれてしまった貸本屋の金造。強引なお染と哀れな金造ふたりの行く末は・・・。（古典落語『品川心中』より）あの娘が欲しい花いちもんめ、煩悩渦巻く浮き世のかりそめ。淫蕩の世界に身を沈め、幾重に着飾り膣洗浄。夜ひと夜尽くしてホオズキ鳴らし、色ごと、秘めごと、綾織り模様。山野に狐火、提灯行列。日照りの雨に遊女の嫁入り。殿方、お気をつけなさい。あの娘の正体、化け狐。北の吉原と並び称された南の品川。色街に溢れる艶やかな遊女たち。花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき。盛んなるものは必ず衰えるものである。＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝時は現代、舞台は北品川に位置する印刷所「イノウエ印刷」。病に倒れた父に代わり、二人の姉妹サツキとカエデが引き継ぐことになる。しかし新しさが求められる印刷業界は移り変わりが激しく、古い零細企業への風当たりは強い。父が守り抜いてきたこの印刷所を、姉妹は再建することができるのか。幼い頃、二人が目を覚ますといつも、一階の工場では父と従業員たちが既に仕事を始めていた。テレビと印刷機の音が聞こえる。８チャンネルで時報を告げるめざまし君。そして演奏するように軽快なリズムを刻む活版印刷機。がちゃこんがちゃこん、素朴で小気味よい金属音。たい焼き器のような鋳鉄製の機械で、そこに紙を挟み込みレバーを上下に動かす。父の指はいつもインクに塗れて真っ黒だった。「汚ねえ仕事だけどな、こういう神経を使う作業はボケねえからよ。お父さんはジジイんなっても元気だよ。」これは小さな町にある小さな印刷所の人々の、再生の物語。
その他注意事項
スタッフ	音響　牛川紀政美術　杉山至、中村友美音楽　今岡由紀子宣伝美術　若松真夢企画・主催　PLATEAU