満足度★★★
外に出た娘は違和感を感じなかったのか
各キャラに執着するものなどの個性があって笑えるが、閉じられた場所に蔓延するしきたりみたいなものの中に入ってしまって、所謂常識が通じない、自分が以上となってしまう空気感が君が悪い。
悪気などなくて、逆に各々引っ掛かりを持って入るのに、折り合いをつけてしまっているところが狂気のなせるわざなのか。
あれだけ異常性を訴えていた主人公は何でもってあの意識転換ができたのか、決心なのか、何か意図があるのか、呑まれたのか。
ちょっとあの狂気を壊して欲しかった気もする。