満足度★★★★★
面白かった!
制服割を利用して、合計4回観に行きました。
この劇団は2回目なのですが、前回の本公演「彼異なるイサン」が大変面白かったので、今回もすごく楽しみにしていたのです。
出演の皆様のキャラの立ちっぷりがものすごくて…
脚本・演出の真意をうまくつかんでいたと思います。
実力のあるキャストが揃ったからこそ、素敵な空間が生まれたのだと思います。
まだまだ荒削りなところもある劇団ではありますけど、私はずっと応援します!
ToyLateLie大好き!!
うーん…
楽回を観劇しました。
ちょっとがっかり…というのが率直な感想です。
役者さんひとりひとりが楽しんでいるのは伝わってきましたが、
舞台上でみえたのは「役者」自身であり、「役」は全く見えませんでした。
役作りができていない証拠だと思います。
役者自身がそうしたのか、演出によるものなのかはわかりませんが、
早口で喋るシーンが多々ありました。何を言っているのか全くわからず観ている、聞いている観客としては大変なストレスを感じました。
観客を巻き込んでのパフォーマンスも全く意図がわかりませんでした。
役者が観客にアプローチを仕掛ける度に、「芝居」という世界観や「役」が壊れ、役者自身しか観れなくなってしまいました。
芝居を観ているというよりコントを観ているような感覚でした。
観客を楽しませているのは芝居や役、演技ではなくて役者自身でした。
自分自身の名前を売ろうと必死になりすぎて、本来力を注ぐべき芝居が台無しになっていたとしか思えません。
ただ、前回も出演されていた秋山ひらめさんという女優さんの演技はとても印象的でした。今回の公演で唯一、役作りがきちんと成されていたような気がします。
母親らしさというか、主人公との関係性や、主人公を出産してからのプロセスがしっかり見え、息子を思う温かな気持ち、役作りにどれだけの時間を費やしたのかが伝わってきました。
役者の本来あるべき姿だと思いました。
水曜ソワレを観劇。
型破りな新米教師や息子を溺愛するモンスターマザー、そして反抗期真っ盛りの生徒たちが、学校を舞台に繰り広げる熱血学園コメディ。
なかなか楽しめる作品でした。爽やかで後味が良いと言うか。前説とか、合間の小ネタとか、お客さんとの一体感や楽しんでもらいたいという姿勢も良いと思う。また登場人物たちそれぞれに光が当てられて、みな魅力的に感じられるし。ただ、キャストの力量頼りなところも少し感じる。
個人的には新米教師と彼のお母さんとの掛け合いが微笑ましくて良かった。
上演時間:90分+アフターイベント
満足度★★★★★
愛の取り扱い方
登場人物一人一人に愛が溢れています。ちょうど愛が足りない時期だったので、余計に心を揺さぶられちゃいました。
愛はあってもその表現って難しいんですよね。その中でも親が子に対する愛、子が親に対する愛という基本的な、でもだからこそ複雑になる愛情表現にまつまる問題が熱く演じられていました。ストーリー、セリフを含めて大変面白かったです。