演劇らくご「芝浜」 公演情報 演劇らくご「芝浜」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 1.0
1-1件 / 1件中
  • 満足度

    これは余興か?
    演劇を舐めてはいけない。

    「演劇と落語のコラボ、演劇らくご」ということらしいのだが……。

    ネタバレBOX

    「トイストーリーのようなもの」(なんだそれ・笑)と説明に初めから書いてある、おもちゃたちの演劇と合間に挟まる落語「芝浜」。

    演劇はぐだぐだで、蛭子能収さんをいじることで笑いをとるのがもっぱら、の印象。テレビのバラエティ的に、ぐだぐだのところを笑わせるのが演出のつもりなのか。
    落語も蛭子能収さんと立川志らくさんが一緒にやるところがあるのだが、やっぱり蛭子頼み。蛭子さんを立川志らくさんが突っ込んで笑いをとる。

    演劇は単に役者が台詞を言い合ってストーリーを進めればいいというものではない。
    演出の立川志らくさんは、落語で「演じる」ということはどういうものなのか、知っているはずなのに、この有様は酷い。
    何かの余興ならばこれでもいいだろう。

    しかし、きちんとした役者も揃えて、演劇の公演として打つにはレベルが低すぎる。
    一度、脚本、演出から自分は離れて専門の人を加えてやってみるべきだろう。もし、今後もこれを続けるつもりながら。

    ラストの立川志らくさんが談志さんを演じたのは、鬼気迫るものがあったが、全体としては、なんだかな〜の印象しかない。

    立川志らくさんのファンならば、こういう余興でも十分なのかもしれないが。
    つまり、のこのこと観に行った自分が馬鹿だったということか。

このページのQRコードです。

拡大