無題1167(14-215)
17:00の回(曇)。16:30受付、開場。入って右に客席。左に、パイプ椅子(背もたれに役名)、役者は床に横たわり、スマホ。
こちらは初めてですが「Cui?」「のーたりん様」で観た役者さんも。
素材は「マクベス」ですが、すみませんピンときませんでした。本格的な「マクベス」は観たことがなく「劇団わらく」「ClubC」の作品を観たことがあるだけ(原作は読みました)にしてもあらすじを追っている部分は何を狙っているのかがわかりませんでした...
終わってみると原作にはない(終盤の)部分からの展開をメインに構成したら面白かったのではないかと思いました。
客入時に役者が舞台にいる...というのは学生さんの公演に多い気がしますが、だからどうなのかこれもよくわかりませんでした。
普通の衣装で、今風の会話でシェイクスピアができないとは思いませんが、シェイクスピアでなければならなかったものは何だったのでしょう?
魔女は一人(原作は3人)しか出てきませんが、終わりの方では相手が複数いるというセリフになっていたけど。
満足度★★★★
POPですっトボけたスコティッシュプレイと思わせてからの結末!
大半は「70分でワカるPOPですっトボけたスコティッシュ・プレイ」で、原典にかなり忠実なところも含めて年初のレティクル座「童貞キューピッド」を連想。
それでいて結末を弄り、時々語られ、σ(^-^)の好みでもあるテーマに持って行くのが◎。
終盤で使われる鎧と剣のシカケも愉快。さすが辻本さん♪
それにしても、台風の影響が心配な前日に急遽決定したという「晴れ男・晴れ女割」のご利益といったら!(笑)