エロビアンナイト【ご来場ありがとうございました!!!】 公演情報 エロビアンナイト【ご来場ありがとうございました!!!】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★★

    観客に歩み寄っている
    パワーのあるナンセンスギャグを織り交ぜつつ、インナースペースとの葛藤やリアルな人間関係社会性との葛藤を被せた多重構造。前作よりも深みをまして更に観客に歩み寄っている印象。終盤の捻りの効いた展開も楽しめた。

    ネタバレBOX

    ただ、前作の個人的な孤高を表現する方が、今作の身近な人との関係が社会の中での在りようの難しさの葛藤を表現するより好みに近いのが正直なところ。笑いについても前作の方がより破壊的で無茶苦茶だったので好き。評価が高いのは恐らく今作だとは感じる。

    連続主演の藤尾姦太郎は、見事に作・演の期待に応えていると感じた。3作は重ねないと思うので次回作での変化に期待。ヒロインの服部容子は、単にちょっとエロすぎて、ラストあそこまで直接的表現をとられると引いてしまう。これは個人的な好みの問題だが。

    「脇おにぎり」は、出てきた瞬間から大爆笑してしまった。もう既に「どうなるか」は分かっているのだが、本当に「そうなるのか」と期待しながら観る楽しみ。あれは石澤希代子のファインプレーとしか言いようがない。
  • 満足度★★★★

    やっと観れた!
    昨年のコメフェス以来でした。本公演だから比較はできないでしょうが、10倍くらいよかったです。次回公演も楽しみです!

  • 満足度★★★★

    よかった!
    すっごく好きでした。役者の魅力がそのまま伝わってくる感じ!構成もしっかり考えられててめっちゃ笑ったし深かった。とにかく行ってよかった

  • 満足度★★★★

    ゆっさ ゆっさ
    役者さんの素の部分がハマリ役になっていたり、ファンタジー部分が違和感なく自然で楽しい作品でした。

    あぁ~止め処無く語り合える巨乳に出会いたいよー

  • 満足度★★★★

    悩ましい・・・
    学生の頃から付き合って居る二人は、とってもプラトニック
    しかし、その訳は兄妹だったと言う話
    関係を終わりにするのだけれど、やはり最後は元通りになる。

    最後は、どうなるのかが二人のプラトニックな関係を知ってから
    とっても気になる舞台でした。

    同時に、ケイスケが働いていたレンタルビデオ店の店長の恋愛が、美しいものになって行くと言う、ケイスケの信条とは裏腹に上手く行っていなかった店長たちの恋愛関係が良くなって行く姿が、心苦しい思いでした。

    全体的には、コミカルに作られて居ますが、結構切ない話でした。

    良かったです。

  • 満足度★★★★

    千夜一夜
    面白い。120分。

    ネタバレBOX

    ケイスケ(藤尾姦太郎)と相思相愛のマイコ(服部容子)だったが、ケイスケから迫られた際に拒否してしまう。交際5年で手も繋がない二人を不審に思い、ケイスケのバイト店長・ゲス本(満間昴平)とニク宮(鈴木アメリ)がケイスケに迫るが、ケイスケはほっといてくれと突き放す…。

    ケイスケとマイコが兄妹で付かず離れずな関係でズルズルきて、意を決したケイスケとそれを受け入れたマイコが、それでも愛し合っていくという話。雨の中ケイスケが告白しマイコも受け入れ、正直な本音をぶつけ合う二人のシーンが一際眩しい。単純に雨降らせるのもスゴイけど。犬と串はあんまり見てないけど、がっつり舞台を作ってるとこが好感。

    本編に上手くからませた多々あるコメディなシーンの仕上がりもいい。賑やかなシーンもウザくない。ダンスの楽しげな感じも○。ただ。ケイスケとマイコの関係が、兄妹という禁断の愛ってとこが、王道すぎる気がした。
  • 満足度★★★★★

    いろいろやるね
    前作では姦太郎さんははとても切ない演技で思わずうるっときたっが、今作ではコメディに戻った。しいかしただのコメディーではなく、愛を謳ったストーリーで、しっかりして観客(私は出あるが)の気持ちをつかんでいた。、この劇団の幅の広さを感じさせられた。
    また、ぼっとしていて10日くらいに予約をしようとしたが、土日は満席、金曜日もだめで、なんとか木曜日に滑り込むことが出来た。

    人気が出るのはうれしいが、少し遠くなってしまうのはさびしい。
    アメリさんの少し控えめなところもよかった。

  • 重い、、、
    重い内容にポップな感じを重ねることで、更なる重みを感じる内容でした。それは狙って作られているものなのかもしらないけれど、、、。
    前作、今作と連続して観劇し、正直今はお腹いっぱい。
    さわやかファシズムのような、わけがわからないけど笑えて、なんかせつなくて、、、って感じをもう一度体感したいです。

  • 満足度★★★★★

    楽しくて切ない
    モラルがモラルを越えたと思いました。

    ネタバレBOX

    相思相愛だったケイスケとマイコでしたが、マイコが身を守るためにケイスケに小噺を想像させることから始まったのがエロビアンナイト、千夜一夜物語でした。それ以後、ケイスケは局面に応じて物語を創作することですっかり冷静になり、マイコがの肉体を求めることはなくなりました。

    何年か経ち、ケイスケも可愛いアホ川と付き合って新しい人生を歩んだらいいのにと思いましたが、あーあ、結局は一線を越えてしまいました。

    プラトニックな兄妹の愛から、全てを受け入れる愛に行っちゃいました。モラルがモラルを越えたと思いましたが、何が起こっているかも分からないのがこの現実です。5年を掛けて導き出された結果なら、それでもあーあという気持ちはありますが、見守るしかないなと二人を許容しました。二人を心の底から祝ってあげられないところが切ないです。

    役者さんたちは皆素晴らしかったです。マイコ役の服部容子さんは肉感的でいて、清楚なお顔立ちでした。綾乃彩さんのアホ川も本当に可愛かったです。目は許せても鼻は許せない、鈴木アメリさんへの顔いじりも強烈でした。私は彼女の目こそが田舎風美人を醸し出す根源だと思っています。

    ところで、最初の腋おにぎりは吐き気がするほどにひどい発想で、客いじりで食べろと迫られたらどうしようと思うくらいのあまりにも衝撃的な、不衛生的な内容で、本日一番の最高に面白いコントでした。

    あまりにも最初が強烈過ぎたため、あとのコントが霞んでしまったのが残念でした。メインディッシュの出しどころは難しいです。ただ、汗をかいてからあれをやると、石澤さんもさすがに口にすることはできないでしょうから仕方ないのかもしれませんね。

    ラストの雨降らしですが、初っ端天井から水が数滴落ちてきてオヤッとは思っていました。彩の国さいたま芸術劇場でも最前列で観たことはありませんので、あんな風に舞台と客席の間に溝があることが水を使うことのお知らせだとは気付きませんでした。まだまだ修行が足りないなと思いました。
  • あいとか
    れんあいとか劣等感とか
    思春期とか濃厚でした。
    時折入るギャグとダンスがたのしい。
    最近見たピャーという劇団に似ている気がした。

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