フスマノオトン/キニナルナカミ 公演情報 フスマノオトン/キニナルナカミ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★★

    フスマノオトン観てきました。
    「フスマノオトン」公演行きました。
    演技がうまい方ばかりで、正直驚きました。

    「フスマノオトン」
    と言う題名を付けた意味が、あんなしかけにあったなんて…。

    うーん。
    演劇とは奥が深いものですね。

  • 満足度★★★★★

    心エグる
    『フスマノオトン/キニナルナカミ』観劇!順番はフ→キ。

    ネタバレBOX

    フスマノオトンは感情と時間の移り行きが良かった。主人公美幸の悩みや現状を変化させようとした努力した気持ちが伝わってきました。オトンと伊織が美幸の依存性?を現していたような気がします。下着泥棒の件は爆笑!紺野さんと小池さんの息が合い過ぎるw全体としては登場人物達の言葉のニュアンスとリアクションが素敵でした。
    キニナルナカミは完全に心抉られた。主人公慎也に感情移入しまくり。
    多分、理想の自分と少しづつズレてきて、本当はこんなはずじゃないと思い続け、他人の目や評価が気に成るから頑張る、けどある時ダメの一線越えてしまって時間が経てば経つほど取り返しのつかないことになるのがわかっているけど出来ない、でもその事がセーフになるとまた同じあやまちを繰り返す。凄く共感。
    キニナルナカミって慎也の事だったのかな?
    お婆ちゃんや朋子、和義が好きだったり劣等感感じるのはなんとなくわかるんだよね。慎也のナルシスト、繊細さって純粋に見える所もあるし人に嫌われたくないから優しい所もある。本当は自分の為の優しさだけど、ある程度人の気持ちも分かる要領の良さもありそう。メッキだけど。慎也って人物を掘り下げていく面白さがありました。個人的には慎也に感情移入していたので朋子の言葉に格好良さと憧れを抱きました。面白かったです。
  • 満足度★★★★

    キニナルナカミ
    話の核は非常に面白いように思う。
    おそらくシンプルにかつストレートにしようとしたのかなあと思いつつ、
    流れの設定とか、本質のえぐり方次第でもっとよくなったような。

    音楽のセレクトはいいと思った。光の使い方も雰囲気にあっていて。

    ネタバレBOX

    最初の10分少しイライラした。主人公の感情の背景がまったく見えず、かつ、正直「(一瞬ではなく恒常的に)異常をきたしている人」というように見えたから。

    だから、病院のシーンで、おばあちゃんが彼をしっかりしているから、と言ったという表現がかなり違和感あり。
    最後まで主人公の本質が見えなかった。(もしかするとこれが正解なのかもしれないが)
    だから主人公とか斉藤さんをもう少しえぐってみてもいいのかな、と。


    主人公の彼女の毅然さというか懐の深さというか、それでいてまともさを保っているというかそんな感じは非常によかった。
    ビンタについて、個人的にはもっと振りが大きく、腕がまっすぐでストレートに入るといつもハッとする。

    あと時間軸が行ったり来たりするのが、もう観劇が慣れてきたので理解できるが、これ結構初めてだと???になるんだなあ。
    高校生のときに、観たもので、時間軸が理解できずにまったく話が面白くなかった経験あり。で、「映画の方がいいなあ」などと思ってしまった。

    音楽、時折、音が飛んでいるというか、リズムが崩れたと思ったときが4,5回あったのだが狙いなんだろうか。

    あとフスマの奥に見えてしまう照明などの舞台装置は少し興ざめという感じでした。

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