満足度★★★★
無題1040(14-079)
19:00の回(晴)。18:45会場着、受付(整理券あり)。先日、「ポーラは嘘をついた」を観たとき、この公演のことを知りました。もちろん始めてで、いつものようにチラシもよく見ないままやってきました。15分前開場とあったのですが、まだのようで意外とたくさんの方が待っています。ぼおっとして待っていると声をかけられ…S女史がいらしたのでびっくり、4月に行く予定の公演についてなどお話していると、18:55開場。
入口、手前側に客席(パイプ椅子、ひな壇)。照明が明るく、あらためて白い壁だということに気がつきます(今までは薄暗かったので)。19:03、女性が一人歩き始め〜20:07終演、初日乾杯、21:00頃退席。
男性3人、女性3人による「アルク」パフォーマンス。
95%はひたすら歩き続けます。終演後、当パンでプロフィールをみると、原田さんは「開座」に出たことがあるのですね。私は「おがるさま(2011/2@シアターブラッツ」からなので観てはいないのですが、ここでつながりがあったとは。
6人は「自由」に歩いているかというと、そうも見えません。急いでいるのか、追われているのか、遅れているのか、探しているのか、避けているのか、何か見つめているのか、聞いているのか…何の説明もなく歩き続けます。
会話はなく、絶叫、笑い、歌(Over the Rainbow)、ハーモニカ、ラジオ、靴が床に擦れる音、ノイズ、自分の名前、中華鍋、歯磨き、オレンジ、ハイヒール、木片、カップ麺(をこぼす)、奥の壁…床に土…花が置かれる(献花か)。終わる頃には皆さん汗だく。
自分の半分は、見え、聞こえるものから言葉や物語、動機を探ろうとし、もう半分は何を感じているのかを観察している。