『末式-suesiki-5』『藤一色FUJI ISSHIKI』 公演情報 『末式-suesiki-5』『藤一色FUJI ISSHIKI』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-1件 / 1件中
  • 満足度★★★★

    突き抜けた面白さ。
    『末式-suesiki-5』は、3月14日、
    『藤一色』は、3月20日に観劇しました。

    観劇前は、
    『末式-suesiki-5』の方は、映像を駆使した突き抜けた面白さ。  
    『藤一色』の方は、和風の落ち着いた感じの面白さ‥‥
    を思い描いてたのですけど、全然違ってましたね。  

    『末式-suesiki-5』の方は、劇作家5人を迎えた
    オーソドックスなアプローチ。  
    「さる」は、予測不能の面白さ。  
    「NATSUKO」は、瞬発力の面白さ。  
    「盆地に暮らす」(これが、折り紙のかなぁ)が、一番面白くて、少し膨らませたのを、もう一度観たい感じ。

    『藤一色』は、Skypeを利用した意外なスタートから、最初はスローにはじまり、途中から怒涛の展開で、力づくでお客を独特の世界に引き込む荒業。  
    一部映像を駆使し、途中テンポも変え、モダンな突き抜けた面白さはこちらの方でした。
    分からない部分も残しつつ、それがまた魅力になるという‥‥これが、芝居のだいご味かぁ。

    ネタバレBOX

    『末式-suesiki-5』  
    面白かったのだけど、「映像と演劇を融合させたLiveパフォーマンス」とは感じなかったなぁ。  
    あと、末武さんが器用すぎて、小手先でも受けたり笑いが取れたりするものだから、そのあたりで少し内容が浅くなるのかなぁ。
    なんか、もっと上辺でないところで、好き勝手な芝居をやって欲しかったなぁ‥‥といった感じ。 

    『藤一色』  
    色々スタッフは関わってるのだろうけど、独特な世界観に対して、テリーさんっていう良き理解者を得たのが大きかったのかなぁ。  
    藤井さんの芝居は、今年しか観てないのだけど、今まで内面にのみ向かって少し詰まり気味のエネルギーというかパワーが
    (それも独特で良いのだけど‥)、
    良い感じで内にも外にも、色んなところに発散されてた感じ。

    色違いの靴下と掃除機の動きには笑った。

    自分の場合、勝手な感覚的感想ばかりで、すいません。

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