満足度★★★★★
平和に感謝
まだ公演中であるので
さらーと
特攻隊員の心の葛藤や
愛する者を守るため
死を選んだ若者たち
そして見送る女たち
死に行く者も
見送る者も辛く
観ていて涙が止まらなかった
あの時代に生きていた方たちのおかげで
今があるんだと改めて平和に感謝したい。
今回
近藤愛澄さん出演でみたが
あの時代の女学生らしい清楚さと
凛とした女性を演じていた
彼女の今後にも期待したい
満足度★★★★★
テーマ性を…
重視した公演である。その内容は、人間が紡ぐ歴史は、その生きた時代とどう真剣に向き合い生きるか、または逝き切るか…そんな問いを投げかけられたと。訴えるセリフからその主張は明らかである。そう、「命」と「平和」は重要だということ。その言葉は、表層的に描いてもその重みは伝わらない。
しかし、本公演では、「69年前の太平洋戦争末期の特攻基地で、突然ラジオから2014年の未来からの不思議な放送が聞こえてくる。」という奇抜な演出で魅せてくれた。69年前、死を目前にした若者が、その時代から未来が感じられるのだから。自分はテーマの重さを感じつつも、それに振り回されず一芝居として公演を続けていることに敬意を表する。
その芝居に関して言えば、脚本・演出、そしてなによりも役者の熱演が素晴らしい!
今後も良質な作品の上演を期待しております。
少し気になった点はネタバレへ