満足度★★★★★
無題1145(14-193)
19:30の回(曇)。19:01受付開場、本作は昨年7月に同じこの会場で観ていて、こちらは4公演目です。
舞台、手前の机には「サントリーホワイト」「echo」、グラス、マッチ、大学ノート、万年筆、電気スタンド...奥、下手にも同じようなテーブル、赤い糸につながれたふたり、たくさんのビニール傘、床には大きな布が敷かれぴっしりと文字が書かれています...「労働」「社会的分業」「使用価値」「商品生産社会」「一定の合理的な生産活動」などからすると「資本論」(?)
19:29開演、暗転、夏..蝉の声~21:12終演。
赤い糸を操る者は「1969年」であり「万年筆」。一冊ずつ積まれる本は「リチャード三世」「大衆の反逆」「石の来歴」...ハーケンクロイツも見える。岩波文庫が多いか...。
「檄」、「傘」、赤い幾何学模様が息をしたり、殺したりしているようにみえる。照明、紫のスモーク、音楽...視覚的聴覚的にも響く演出。
当パンは大学ノート模様、45年前の今日..自殺、本公演は「この日」にあてたと当パンにありました。
キャスト欄に役名がなく、お名前がわからなかったのですが、スタッフの方にお訊きし..あべさん、確認すると「仮病ガール(2011/12@上野)」「青森県のせむし男(2014/5@d)」楽園王で。嶋木さんは「そこで、ガムを噛めィ(2011/4@BONBON)」を観ていました。
満足度★★★★★
強烈なインパクト!
単なる朗読劇ではない強烈なインパクトを感じた。
学生運動という時代背景なしには考えられない。
1969年6月24日高野悦子自殺!