満足度★★★★★
無題1027(14-066)
15:00の回(晴)。14:15受付(1階入口には案内がなかったので数分前、4Fに上がりました)、14:30開場。入り口側からみて逆ハの字型の客席、ベンチシート(1列)、椅子(2列)のひな壇。
小暮さんを観に来たのですが、遡ってみますとニチジョの「ぴちぴち~(2011/5)」、「涙の球体(2013/9」..この作品は第2回セッションベスト賞を受賞、「遥かエリチェ」はチケット完売で断念。
15:05照明が明るくなり3名登場、軽く体を動かします。その後暗くなるにつれSEが入り、色も青~赤へ...3人とも距離をおき、ゆっくり、無言~16:02終演。ダンサー同士の接点はあまりなくSEも短いものが何パターンか入ってくるのですが...普通の生活音みたいなもの。ときおり轟音(滝のような雨音)、スピーカーを変え、音が回ります。ほとんど床に横になることもなく、不思議な時間でした。
「斑」という言葉…違った色が所々混じっている、色に濃淡がある、ぶち、ある現象が現れたり現れなかったり、など調和が取れていない様を現しています。本作も、揺れている3人がはっきりと何かを語っているようではなく、それでもお互いを意識していないようでもない空間。流れる雲、絶えることのない川、舞い続ける風。
追記:北川さんは、「ご多分にもれず、ふつう。(2012/3@ST)」で観ていました。