満足度★★★★★
鉄道ならでは
一日午前と午後の2ステージ。その時間・そのときの気候、空気によってがらりとお芝居の雰囲気が変わりました。駅、トンネル、レールと車輪から響くきしみの音すべてが舞台装置。物語に合わせて列車を動かす運転士さんの技術もものすごく(語彙が貧困で申し訳ないのですが、体感しないことには凄さが伝わらない運転)、まさに「鉄道ならでは」の演劇でした。
お芝居の内容も、誰の心のなかにもある「ふるさと」「その地に住む人々への想い」を切なく抉り、生演奏で車内に響いていたオオゼキタクさんの歌詞とも相まって、何日経っても胸に蘇ってきます。
可能なら、出来るだけ多くの人に観てほしい内容の作品でした。
満足度★★★★★
鉄道演劇の素晴らしさ
初めて観たお芝居が鉄道演劇と言うほとんど耳にしたことのないものでしたが、車窓の流れる景色とオオゼキタクさんの生のギターの音・歌声と運転手さんの運転さばきと俳優さん方の演技が全て一つの世界となってドドドっと私の脳に流れ込んで来ました!
もっと公演回数があったら地元のたくさんの方に観てほしい、そして若い世代に観てほしい公演でした。
何年か後にでも良いので再演して欲しいです。