満足度★★★
次も観てはみたい
コント仕立ての短編芝居が5本。3人組のユニットらしいのだが、公演前に1人が交通事故で出演できなくなったそうで、残りの2人とゲスト4人の6人で構成。1作につき2~3人が出演。
開演する前に、過去の公演のDVDが上映されていて、その内容が自分の好む笑いではなかったので「ハズしたかな」と思ったのだが、いざ開演し、初っぱなにつかみ的なオープニングスキット(ピン)があり、そのオープニングがなかなか良く出来ていて「ほぉほぉ」という感じでスタート。
5本で約90分の公演。「面白い!」と思ったのが2本。「なかなか」が1本。打率としては良かったのではないか。5作を5人の作家が書いていて、全作終わるまで誰がどの作品を書いたのかは知らされなかったのだが、自分の気に入った2本が今回の目的だった2人の作家によって書かれていた事を知り、ちょっとうれしい様な見透かされた様な、複雑な気分になった。ただ、自分が何故その2人の作家が好きかという理由が明白なので仕方が無い。やはり、設定であるとか、セリフ回しであるとか、テンポであるとかが自分の笑いのツボをくすぐってくれるのである。
親族代表の2人はとても演技がうまく、間の取り方も気持ちいい位のテンポで、次回作も見に行こうかなという気になった。ただ、常にいろいろな作家から台本を提供してもらっている形を取っているとすると、個人の好みでかなり当たり外れが出てきそうだ。逆に言えば、自分が今まで知らなかった多方面の作家のスタイルを一公演でいくつも観る事が出来るという事でお得感もある。次回に期待。
90分という適度な長さでダレることもなく、¥3,000ということでうまく時間をつぶすには最高のマチネーだ。当日券もあり、THEATER/TOPSは初めてだったがパイプ椅子&座布団で通路にも座れる。
満足度★★★
お気楽に
どれも作家の作風がにじみ出つつも、ハイバイやピチチやナイロンとかとはやっぱり違う。ゴリラ顔の男と、ひょろいメガネ男と、もう一人という共通のお題を与えられて、それでどうなったかという視点で見てこそおもしろいのだ。猫ニャーの小村さんがでてたり、ピチチのあのひとが岩井脚本で出てたり、わたし的には満足ポイントがどっさり。
満足度★★
のほほんと。
コントと言っても五者五様といった感じで、そこがオムニバスの楽しみ。
のほほんと気構えなしに見るのも、たまにはいいかなって思える。
でも、福原演出の妙がもうちょっと見たかったな、と欲を言ってみたり。
満足度★★★
心地よい。
微妙な雰囲気の仲でののそのそした感じの笑いが、あふれるように湧いてきます。3人じゃないのが残念ですが。客演の方々の個性がもっとみえたらよかったかな。