学ばされました
高校生の演劇という事で、どんな物が観られるのか?
青春いっぱいの、舞台を見せてくれるんじゃないか?
そんな期待をして行きました。
3学校出演という事だったのですが
2高校は、予測通りでした。
ドギモを抜かされたのは
国立筑波大学附属駒場高校
男子4人出演で、自分たちで本も作って会場を命一杯使って
それだけでも、
「やるぅ~」
ですが、もっともっと、深い事を彼らは考えて居るようです。
来年も、出てください高校生のうちは、続けて欲しいです。
最近はやりのスタイルの舞台を観ごと!!!!
60分
上演しきりました。
素晴らしい
3団体出たので、星は辞めて置きます
満足度★★★★★
精華
素晴らしい作品だと思った。
登場人物それぞれが、まるで大阪の若者から抜け出たようだと思った。
この物語、大阪でなければ成立しなさそうな・・。
陰湿さ、周到さ、救いようのなさ。
何よりいくら痛めつけられても決して根をあげない図太さ。
どれも素晴らしい。
舞台作品としての完成度、複雑さは筑駒の方がうえだったけれど、
泥臭く人間臭いこの作品の方が強さがあった。
満足度★★★★
なんか・・
気のせいか筑駒の演劇が
女性向けのほんわか漫画っぽいような・・
現役の時は意識しなかったけど。
こうしてみると、普通の男子校とはだいぶ違う「ノンビリ感」に見えなくもない・・。
「駒場村」と呼ばれる由縁か?
会話のスピードが自分の時より遅いように見えたのは、
舞台用?
高校演劇向けに落としたんだとするなら、
今回は日常レベルに上げた方が良いかも?
この倍くらいあげても良いのでは。
・・と思ったけど、これは昔の野田コンプレックスから脱した
証左だからまぁ良いのかな。
なんか随分かわいくまとまった気もするけど、
そのかわいさがちょっと舞台の「ぼっち感」から目をそらさせてるっぽい気がするのがちょっと残念。
同世代には受けがいいかもしれないけど、
若いうちはもっとやりたい放題演じた方が良いかもなー。