最高の台詞、最低な使い方 公演情報 最高の台詞、最低な使い方」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 期待を裏切らない
    本当、期待を裏切らない試験管ベビーさん。
    名古屋で今勢いのある他劇団「劇団あおきりみかん」の鹿目さんや「オイスターズ」の平塚さんまで名前出しちゃって…乗っかりすぎですからw
    いやでも試験管ベビーさんがやると、全て開き直りに見えて、それがまた面白いのだが。

    今回は舞台に対し、正面・上手・下手の三方向に客席があり、面白い作りの会場でした。

    作中の劇団「春夏秋冬」(←このネーミングもw)が初めにやったヘンゼルとグレーテルでの、台詞とシチュエーションのちぐはぐ具合から、後にやった新ヘンゼルとグレーテル、あそこまで変わるとは…さすがです。
    劇団員の“言いたい台詞”をデカデカと襷にして掲げているので視覚的にも分かりやすく、「いつ言うのかな?」→「そこかぁーっ!!」と思いながら観ていました。

    新ヘンゼルとグレーテルを創る過程も面白かったです。
    台詞には、それに合ったシチュエーションがあって、ただ“言いたい台詞”を言うだけでは駄目なのだと、その台詞を言うに相応しい場を創らねばならないのだと、観客にもご教授頂きました。

    一番面白かった台詞は「俺について来い!」ですね。
    犬のぬいぐるみのシチュエーションは彼にぴったり。
    何故ぬいぐるみを引っ張る紐を、テグス等にせず白い紐にしたのか首を傾げますが、彼のぬいぐるみの扱いは一級品wでした。

  • 満足度★★★★

    観てきました
    心にくる内容でした。
    作る方になった時、今回の劇のことを思い出してしまいそうです。

  • 満足度★★★★

    相変わらず面白い
    相変わらず、何も考えず脳天気に笑って観られる希有な劇団。
    言いたいセリフや名セリフは、相応しいシチュエーションが不可欠である。
    そうでない時に言ったら?まさにピッタリハマったら?といった、まずセリフありきな劇中劇が可笑しいお芝居。

    ネタバレBOX

    稽古風景でも、言いたいセリフありき。場面をコロコロ変えて言わせて笑わせる。
    その劇中劇では言うキメゼリフが登場時に掛けているタスキで分るので、さてどの場面で言うのかしらん?という、妙な楽しみ方が出来る。
    展開から読めるものもあれば、え?ここ?というのもあったりして面白い趣向。
    展開自体も・・・バカバカしくて可笑しいのだ(^o^)。

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