学校の催眠室 公演情報 学校の催眠室」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    (*゚▽゚)ノ面白かった。
    (*゚▽゚)ノいつもの痛くて重いのじゃなくて、素っ頓狂なコメディでした。ラストに痛い要素はあったけど、全体がすでに下ネタよりの楽しい空気。色々意外で面白かったです。また次回も期待しております。

  • 満足度★★★★★

    最高、素晴らしい!!!
    当日パンフレットに初稿は捨てたとありましたが、それも関係してか想像していた内容とは全く異なっていました。そして、それは大成功でした。

    観劇を予定している方はネタバレを見ないでください。

    ネタバレBOX

    もう一つの『楽屋』であり、もう一つの『飛龍伝』のようでもありました。

    食堂のオバちゃんが元女優小野文子の幽霊と分かったときにはハッとし、何かもやっとしていたものが晴れ、一気にホロッと来ました。一番感動したシーンでした。

    舞台は少し傾きかけた太陽映画の撮影スタジオのバックヤード。後でピンク映画の女優さんだと分かりましたが、得体のしれない女性がうろうろしていても誰も気にも掛けない雰囲気があったことが文子を幽霊と気付かせない最大の要因でした。素晴らしい煙幕の張り方にしてやられました。

    私は幽霊物が嫌いです。幽霊と話のできる都合のいい人がいて、さらにその人が幽霊の言葉をみんなに伝えることによって問題が解決するという安直な方法が大嫌いですが、本作品では劇作家が文子の言葉を伝えようとしたときに、みゆきが全く同じ言葉を喋り始め、直接伝えなくて済みました。

    監督との長い付き合い故に監督を奮い立たせる気持ちは全く同じということで、そう来なくっちゃと思いました。ただし、その後で文子の言葉を劇作家が口伝えで伝えた箇所があったのは残念でした。

    刑事を他の監督の組の人と勘違いしたのも理解できます。今なら単なるストーカーでしょうが、安保闘争が終わり、ロマンポルノを始めようとする70年台初頭なら成り立つ話だと思いました。

    さらに、SMの練習が終わっても天井に輪になった縄が残っていたこと、華奢な助監督、文子が主演になるはずの映画が過去に一日だけ撮られて中止になったことなど、無駄な部分が全くなかったのも素晴らしい点でした。偉人が出てくるような妄想シーンもなく、余計な部分もありませんでした。

    面白くて、ホロっと来て、健康的なエロチックさもあって全てが完璧で、今年観た作品の中で一番でした。
  • 満足度★★★★★

    面白い!
    2時間近い公演だが、面白く見応えがあった。タイトル「学校の催眠室」とは違う舞台美術だ。それは観てのお楽しみだが、結構凝っている。
    脚本は当初のものを捨て…、本公演内容へ変更したとか。脚本・演出は面白いが、役者の演技が良かった。登場人物のキャラ設定が十分伝わる演技で、見入ってしまった。当時の斜陽産業の実情、社会状況から、人間の内面(本音)を抉る描写まで、全てにおいて魅せられた。
    公演全体はコミック仕立てだが、その底にある問題提起は鋭い。本当に堪能しました。

  • 満足度★★★★

    学校の~…あれ。
    場内に入った瞬間、舞台を観て公演説明とは違いそうだと感じます。
    明らかに学校じゃないので(笑)

    初稿の方向で進んでいったものがどうなったのかも気になりますが、
    出来あがったこちらはこちらでウェルメイドな作品でした。

    ネタバレBOX

    開演直前からBGMの曲の年代が劇中の時代まで段々遡っていくのはよかったです。

    中盤までの、女優同士の張り合いのシーンなどは頑張りすぎてて観ててつかれちゃうかも、という感もありましたが、
    文子さんの真相が明かされてからは一気に腑に落ちたというか、胸うたれました。

    刑事さんも正体?明かしてからのバカップル加減が微笑ましかったですw

    ナイス姐さん、ではあったんですが、
    ピンクの女王がなぜこの映画に出ようと思ったのか、など静かに語るシーンがあってもよかったかな、などと思ったり。
  • 満足度★★★

    人間の深層心理はどこに表現されてたんだろう?
    前半は期待もたせて中盤もたれて後半は結構楽しめたかな

    1時間49分予定でしたが実際は約2時間ほどでした

    ネタバレBOX

    昭和の銀幕世界華やかし頃=昭和の映画撮影所の道具部屋(?)らしきとこが舞台です。やる気のない監督。支えるスクリプターさん。ピンク映画ではないロマンポルノを撮影するのだが、今日の小屋を抑えたのが精一杯で明日はライバルの小峰監督の組に現場を譲らねばならないタイムリミットのある撮影時間に看板女優やらピンク(映画)の女王やら脚本家に製作さん。食堂のおばちゃんまで入り乱れた人間達の入り乱れたスラップステックコメディでありました。

    脚本家の書いた作品のタイトルが「学校の催眠室」なのですが、
    学生運動の後の話を描いた文学作品だったハズが・・・。
    「私立エロス学園桃色身体測定」という5分に1回エロいシーンが入る話しに書き換えられ、あまつさえ知り合いの好意を寄せていた女性が出演することになったりして。ぐだぐだです・・・。

    ひたすらやる気なく、ひと言しかしゃべらない監督さん。

    まぁ何とかまとまって大団円迎えるのですが・・・・

    ひたすら慌てる製作の梶さんが、ばたばたし過ぎてて中盤くどいです。
    (機動戦艦ナデシコのインスペクターさんみたく、
    さらっと仕事してて欲しかったです。)

    監督の想い人を新作に取込みたかった思いとか、
    東大生な割りに使えない助監督、
    キャラは楽しいのに今ひとつ浮いてる感がありました。

    ロマンポルノを撮影する理由とかの説得力を強くしてくれたらよかったのに

    基本どたばたのハイテンションがくどくて食傷気味になりましたデス

    でもまぁ昭和のレトロ感を表現する事には大成功でありました

    食堂のおばちゃんの設定は良かったが、
    監督との関係性の強調とか説明がとっても欲しかったです。
  • 満足度★★★★

    懐かしいレトロな雰囲気
    懐メロは母がよく歌っているのでわかるのですが、私自身の勉強不足で歴史の背景が見えにくかったです。
    あの辺りの歴史がわかっていれば、さらに面白く感じたのになぁ…と思いました。

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