リハーサルルーム 公演情報 リハーサルルーム」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.8
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    誠実
    誠実な舞台でした。役者も本も演出も。

  • 2008/2/9 マチネ観劇
    相手に向けて言葉を発する、相手に言葉を入れていく、その言葉を全力で受けようとする。
    演劇のなかのとても大切なことへの意識が徹底していて、
    そこに3年間の成果を感じました。
    よかったなあ。

  • 満足度★★★★★

    かなり楽しめました
    2月11日の最終公演を観てきました.
    演劇との付き合いはほとんどないのですが,
    今回の「リハーサルルーム」,笑えましたし,考えさせられました.
    15人全員に存在感を与えた脚本家さんの力はすごいと思いました.
    もちろん,それに応えた若い俳優の皆さんも.
    今回のテーマは,私のように演劇にあまり縁のない人にも,楽しめます.
    「家族間の会話」の意味を考えさせられました.
    これから川崎と福岡での公演が予定されているとのことですが,
    もっと多くの場所で公演して,多くの方に見ていただけたらいいな,と感じました.


  • 満足度★★★★★

    びっくりしました。
    100本以上観たプロの舞台の90本以上が負けている。そう思った。いや、勝ち負けじゃない。だけど、こんなにも心を揺さぶられるとは思いもしなかった。確かに国がバックについているから、作家や演出家、スタッフ陣にもかなり恵まれた環境ではある。しかしそれらを許容する器と、高い技術を彼らは持っている。その上、華のある人も多い。入所前の彼らを見た訳ではないから、元々なのか、研修所の成果なのか、それはわからない。だけど、これまで観たいくつかの卒業公演の比ではない。非常にハイレベル。カッコいい。

    ネタバレBOX

    そして脚本。ディスコミュニケーションなコミュニケーションを取る日本人の今があった。これ俺のことだって、みんな結構思ってるんじゃなかろうか。俺も思った。会話がしたい。ストーリーは、そこに家族が被さる。みなさんの家族はどんな家族でしょうか。

    僕は正月に帰省したとき、もういい加減地元に帰って来いと親父に言われました。ものすごく心の重荷になってた言葉ですが、ずっと誰にも言ってません。でもなんか必要以上に重く捉えていた気がします。こんなレベルの話、多かれ少なかれみんな持ってる。それでもみんな大丈夫な顔してる。

    僕は親父と会話が出来ない。いや、もちろん物理的には出来る。何度も心の全てを吐き出したが、一切通じない。それが舞台上にもあった。70歳の親父とのジェネレーションギャップが原因だと思ってる。そしてそれはもうどうしようもないと。その結果の、このコミュニケーション。

    いいか悪いかではなく、生きたいかどうか。分かり合うことは、とても大変なことだけど、もうちょっと頑張ってみようと思った。
  • 200802091400
    200802091400@新国立劇場 小劇場 THE PIT

  • 満足度★★★★★

    自らを振り返る
    とっても身につまされる内容でした。自分自身を振り返り、自分の生活を見つめなおすきっかけを与えてくれました。大げさかもしれませんが、自分の人生をやり直すきっかけになりそうな作品です。ここで描かれている「リハーサルルーム」は、舞台ではなく、人生のリハーサルルームなんでしょうね。涙しました。良かったです。

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