満足度★★★★★
いきなり涙…
観たかった玉三郎さん、七之助さんの共演。
素晴らしかった。
二人汐汲みでせりから登場された玉三郎さんを見ただけで涙が溢れました。
シネマ歌舞伎で観るのとやはり違います。
舞台の上の役者からの気が伝わりますし
三味線、長唄、客席の雰囲気が一体になる感覚は
劇場に観に行かなければ味わえません。
操り三番叟を松の内に観られたことも嬉しい。
猿弥さんの操られてる動きが機敏でちょっと可笑しくて!
薪車さんの後見とも息ぴったりでした。
二人藤娘は会場がいつも以上に真っ暗になりまして驚きましたが
明るくなった時の絵面はもうとっても華やかできらびやかで
まさしく大津絵の中から飛び出したかの様。
お染の七段の早変わりも裏では走り回ってらっしゃるのでしょうが
舞台上はわぁー!と七之助さんのあっという間の役替えに感嘆の声が上がってました。
お正月から良い舞台を観させて頂きました。
2014年の観劇初め、大満足です。