お願いだから殴らないで 公演情報 お願いだから殴らないで 」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-13件 / 13件中
  • 満足度★★★★★

    すごかった。
    主役の方の熱演がもう熱すぎて厚すぎて暑すぎて、玉のような汗がつゆだくでしたが、なんにしろすごかった。

    すごく良かった。

    そうくるか・・・という流れがあり、そうするか、という終わり方だったり、え?そんなセリフでだす?とか、なにかと良かった。

    ネタバレBOX

    「子供店長がうらやましいよ、父さんは大人無職だよ」の台詞は最高だった。あとモンゴルだかのことわざも良かった。悩んでも解決できないならほにゃらららのやつ。

    セリフだとかストーリーだとか、なにかと良かった。
  • 満足度★★★★★

    笑い声
    笑いすぎて腹筋がおかしくなりました!

    ネタバレBOX

    お芝居を見にいくと、笑えるシーンでも客席がザワザワっとするような感じなのが多い気がするんですが、この公演の客席はものすごかったです。ドカーン!ドカーン!という感じでみんな笑っていました。お芝居の内容自体は決して明るくはないと思うんですが、それなのにこんなに笑えるなんて本当に凄いです。緩急の付け方が半端じゃないと思いました。
  • 満足度★★★

    迫力満点
    最前列で見せて頂いたのもあるのですが、役者さんとの距離が近く、スゴイ迫力でした!
    ちょっとしんみりしたシーンも、お笑いみたいなところもあり、かなりギュッとした、濃密な劇でした。

  • 満足度★★★★

    熱演でした。
    最後方の席だったんですが聞き取れない台詞もなかったし
    熱量もしっかり伝わってきたんですが、
    前の方の席の人だとうるさく感じるところもあったりなんでしょうか。
    難しいものですね。

    ネタバレBOX

    しっかり熱が伝わってきたからこそ残念だった点がいくつか。

    あらすじを読んだときから、50代を演じられる役者さんがいるのかなー?と思ってたんですが、
    やはり主人公が50代に見えなかったというか、
    衣装や芝居からすると見せようとする意識もあまり無かったのかな?
    なので上手い下手の問題ではなくて、中年男の悲哀の物語として感じられませんでした。

    また、彼と彼の息子は失ってゼロになったとはいえ
    他の参加者のようにマイナスにはなっていないので、
    必ずこの大会に優勝しなければならないってこともないよなあと思いました。
    7億円もあるなら、優勝したらそのお金で私がみんなを助けましょう、とでも言えばいいのになあ、とか。

    ヒーローになりたかったというエピソードも前半部分で印象付けられていたら最後がもっとグッときたのかなあー。
  • 満足度★★★★

    全力!
    スピーディーでテンポが良く、役者さん全員が全力で演じている舞台でした。何度も笑いのツボにはまり、可笑しかったです。が、前回観た舞台では涙が出るほど大笑いし、そこまでではなかったのが、少し物足りなかったです。とは言っても、かなり面白かったです。面白さの中に、心に沁みる台詞が沢山あり、切なくなってしまう事も多々ありました。とても良い舞台で、好感の持てる良い劇団だと感じました!

  • 満足度★★★★

    好みの作風
    面白いです。中盤の展開はかなり好みです。
    お笑いや漫才を見ているようなオーバーなアクションと表情、
    コミカルな場面ではたたみかけるように笑いのネタが繰り出されテンポが良かったです。

    作品の山場でかかる主題歌がかっこよくて良いです。
    使用されているシーンとも合っていたと思います。
    思わずサントラCDを買ってしまいました。

    気になった点。
    兼ね役を演じられている方が何名かいらっしゃいましたが、
    同じ衣装だったので少し混乱してしまいました。
    早替えは時間的に厳しいのかも知れませんが、何か違いを持たせような工夫があると良かったかなと思いました。
    (私が気付かなかっただけかも。。。)

    ネタバレBOX

    リストラに遭い失業。その上、退職金の全てをひったくられ、生きる資格すら失ってしまった主人公相沢。
    怪しげな男に誘われるまま、7億円を手にするため愛情仮面となってタイジン(たたいて・かぶって・ジャンケンポン)という名の大会に出場することに。

    このタイジンが一番のツボでした。
    スピード感溢れる序盤戦、順調に勝ち進み準決勝へ。
    準決勝では武器がピコピコハンマーからナイフに変わり、対戦相手にはこれまで面倒を見てくれた人物が。
    熱いです。熱すぎる展開です。
    ナイフが出てコミカルからブラックな雰囲気へ一変する瞬間がとても好みでした。

    決勝戦の相手として登場したのは家を出て行った実の息子。
    そして武器はナイフからピストルへ。
    本来負けるはずのないジャンケンに初めて負ける主人公。
    野口のセリフにもあったように、彼の優しさからの行動だったということでしょうか。
    ラストのオチは今ひとつ理解が及ばず。
    時間があればもう一度観てみたかったです。
  • 満足度★★★★★

    一緒に生きるなら・・・
    なんだろう。なんだろう。うまく言葉がまとまりません。それほど濃密な90分でした。

    ネタバレBOX

    「ある意味」とか「お金がないから自由になれない」とか「私は強くない、やせ我慢ができるだけ」とか、全体を通して重要な意味を持つ「やったー」という言葉とか、たくさんの言葉が刺さって通り抜けていった気がします。中でも「あなたがいなくても私は生きていけるけど一緒に生きるならあなたがよかった」という台詞が特に印象に残りました。
    金魚さんは今まで若いヒロイン役の印象が強かったんですが今回はお母さん役で、ちゃんとお母さんに見えていたのがすごいです。水越さん演じる主人公・ジョウジの不器用で力強いまっすぐな愛情に対して、金魚さん演じるキョウコの愛情は、すべてを許して包み込むような愛情だったのかなぁと感じました。
    三人家族それぞれが家族を大事に思っていたけど、ジョウジにもキョウコにも桜井さん演じる息子のナオキにもダメなところがあって、それが少しずつボタンのかけ違いみたいにずれてしまっていたのかな。すごく人間らしくて悲しくてせつない良いお話でした。
  • 満足度★★★★

    ザワザワ
    奥が深いのか深くないのか、どっちもー。

    ネタバレBOX

    7億円という優勝賞金をちらつかせ、真のゲーム参加者が夢と希望を失くしたような人たちをスカウトしてトーナメントゲームをやらせる究極の遊びに参加した男の悲哀。

    覆面レスラーだから殴らないでかと思ったらピコピコハンマー、叩かないでが正解でした。しかしその後、武器はピコピコハンマーから次第にエスカレートして、準決勝ではナイフ、決勝ではピストルになりました。

    じゃんけんには絶対負けない男でした。決勝戦で息子と対峙したときに、試合後の幸せな家庭生活シーンに移行して、あれっハッピーエンドだったのかと一瞬思いましたが、銃弾が急所を外れ、また家族で食卓を囲むことができたらいいなと願った父のかすかな願望を描いたに過ぎず、現実は息子のために、家族のために負けてあげて死を選択するというザワザワ系ゲームの究極の結末でした。

    がしかし、退職金を盗んだ泥棒、彼をスカウトした謎の男、息子の上司が全て同じ役者さんでした。偶然なのか、狙いなのか、故にあれこれ考えました。

    退職金を現金にしたのは奥さんのちょっとした一言が原因ですから関係ないのかもしれませんが、息子の上司が真のゲーム参加者の金持ちで、彼をスカウトしただけではなく息子もスカウトしていたのではないか、そして父親の方に覆面を被せることで息子に父親と分からないようにして真剣勝負させるように用意周到に仕組んだのではないかと思ってしまいました。

    団欒シーンの息子の表情も微妙でした。

    決勝まで行くくらいですから実は息子にも遺伝によってじゃんけんに負けない能力が身に付いていたのかもしれません。そうなると父親は本当に負けてあげたのだろうかも疑わしくなります。父親が、じゃんけんに勝って急所を外して撃とうとしたにも拘らず息子の能力が勝り、このような結果になってしまったのではないかとも考えました。
  • 満足度★★★★

    愛情
    チケットプレゼントにて鑑賞。面白い。90分。

    ネタバレBOX

    退職金2000万を強奪された譲治(水越健)は、バラバラになった家族の幸せを取り戻そうと、野口(遠藤昌宏)の誘いに乗り、タイジン(たたいてかぶってじゃんけんぽん)の企画に参加する。顔出しはまずいので、マスクを被り愛情仮面と名乗り、後が無い人生から抜け出すべく戦いを決意する。真面目に生きることしかない譲治の唯一の特技である誰にも負けないじゃんけん能力でトーナメントを勝ち進むが、準決勝で面倒見の良い猿渡(有村優太)と対戦することになる。いままでピコピコハンマーだった武器がナイフに変わり苦悩する譲治は、あいこで時間を稼ぎ、ナイフの柄で猿渡を撃破する。やっぱり不遇な人生を歩んできた企画参加者のサユ(山中沙織)の据え膳も喰わず決勝に臨むが、武器が拳銃に変わることとなる。そして息子の直樹(桜井翼)が対戦相手として目の前に現れる…。
    常勝の譲治は一発目で負け、直樹が銃を譲治に突きつけると、後日談のようなシーンに変わり、幸せを取り戻した家族の姿があわられる。実際は、譲治は、妻・今日子(金魚)に抱かれヒーローとして死んでいた…という展開。

    話の展開自体は好み。中盤からどんどん面白くなった。マスクな譲治の姿がどんどんかっこよく見えたとも言える。

    金が無くなったことでの家族の崩壊と復元への希望、そして終焉という箇所で厚く描写してもらったら更に良かったかな。譲治が(家族にとっての)ヒーローとしてよりグッとくるラストシーンになったと思う。譲治の作文が直樹との戦いで流れるが、唐突といえば唐突かなと。全編通して家族の中の譲治という位置づけをハッキリさせてもらったほうが好みだった(今日子との回想もそうだし直樹との繋がりとかも濃い目で)。なんとなく、金が原因で人生破綻しそうな「男」というように見てしまってた。

    とはいえ、家族のためであっても命を捨てる行為がヒーローなのかという正論もでそうだけど、劇中であった「正論は控えめに言え」という風情で良いかなと思う。
  • 満足度★★★

    うーん
    みなさんもおっしゃっているように、衣装には一工夫欲しいところ。舞台装置にも凝らない、衣装にも凝らないでは、、なんだか味気ない。あの大きさの劇場にしては声が大き過ぎると思うのは、私だけでしょうか。大泣きもせず、大笑いも出来ず。私には不完全燃焼でした。

  • 満足度★★★★★

    とてもよかったです。
    迫力ある演技と動きのある舞台でとても面白かった。

    もう少し衣装等にこだわって、役の雰囲気づくりをする方がもっとリアリティがあると思う。
    また、父と子のやり取りをもう少し深くし、からみを増やしお互いの心の描写の変化等を表現していったほうが良いのかなと思いました。

    舞台への情熱と演技へ真剣な取り組みはとてもよく伝わりました。

    ありがとうございました。

  • 満足度★★★

    現実は・・・。
    主人公の望む結末と現実とを対比した演出は良かったと思う。
    漫画カイジを思わせる一攫千金の話だが、そのゲームの発想がちょっと寂しい。
    素舞台は許せるものの、もう少し衣装などで雰囲気を作って欲しかった。

    ネタバレBOX

    対人ワールドグランプリトーナメントでの優勝賞金7億円を獲得すべく戦うのだが、そのゲームが”叩いて被ってジャンケンポン”とは流石に俗っぽすぎる。
    ただし、準決勝以降は武器がナイフ、決勝がピストルになる所は工夫がある。
    準決勝で応援してきてくれた同じような立場の猿渡と、決勝では息子の直樹と戦う。主人公の相澤譲治は対戦相手の直樹が打つピストルの弾が掠る程度にしてくれえばと考え、ワザとジャンケンに負けたが、その意味も解らないままピストルの使い方にも未熟な直樹は父の譲治を銃殺してしまう。
  • 満足度★★★★★

    あっという間だった!
    ライアーゲームとかカイジが好きならぐっとくる作品。
    テレビドラマより登場人物や演出の癖が無く、
    脚本的に笑いを狙ってるところも、
    古いものから若い人向けのものまであったから、
    どの世代の人でも楽しめそう。
    登場人物全員にほぼ見せ場があって魅力的だし、
    個人的には最後まで飽きずに、笑いところ満載で
    お涙頂戴シーンまで詰めこまれ、
    ご都合主義なラストでもなかったから大満足。
    倍の4000円出しても、もう一度みたいお芝居だった。
    ありがとうございました。

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