グッド・バイ 公演情報 グッド・バイ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★★

    予定外にリピート
    未完の作品のその先を書くものだと思っていたが
    それだけではなかった。
    山崎彬さんの解釈の面白さ。

    原稿用紙を模した床に水屋、箪笥、昭和の雰囲気の舞台美術。
    薄暗い照明にスモークが焚かれ昔の記憶を辿るような。
    この空間だけでもワクワクしていたのに
    あんなところが開くなんて。

    鉛筆を走らせる音…背を向けて座ってる男。時折酒を飲みながら何か書いている。
    この時の酒瓶の位置も好き。

    美術、衣装、音楽、照明、舞台効果のあらゆるものが
    とても好きな作品でした。

    正直、最初は何かわからぬものに圧倒されて
    何を観たのか?戸惑い混乱していた。

    けど知らぬ間に涙が流れていたのは初めての経験。








    ネタバレBOX

    1幕のほとんどは太宰の小説のままに。
    1幕終わりの永井キヌ子から津島修治へと変わっていく。
    その時点ではそれもわからず
    キヌ子が化粧を落としながら見えない何かと対峙するかのように独白していく姿を見ていると
    悲しいと感じていないのに涙が溢れて来た。
    勝手に泣いている自分。何かに突き動かされてる感覚。
    それが何なのか。わからないまま ただ、ただ 岡田あがさという役者を見つめ続けた。
    2回目行きたいと思ったのは
    確実にこの1幕終わりが観たいが為だった。

    2幕のはじまりも後ろ姿から。編集者の静子さんの家。
    こういう韻を踏むみたいな演出好き。

    森井さんが一人笑わしてた。大将好き。「やんねぇとカーニバルだよ。」


    あの居酒屋で太宰の女たちが集い笑いあっているのはカオスだっ。
    ここも好き。音も良かった。
    静子役の永津さんの座る姿勢の美しさと色っぽさが素敵。


    あの溝は子宮? 生まれ、還るところ。そう感じた。

    田島周二も太宰治も永井キヌ子も
    津島修治の道化?
    女にグッド・バイされ続けた津島修治は
    太宰治になり田島周二として永井キヌ子をも利用し女にグッド・バイしていった。
    奥さんにグッド・バイする時も太宰治だった。
    さっちゃんと心中する時は先に津島修治を殺した。自分の中で。
    そうしないとまた一人生き残ってしまうと思ったのだろうか。

    さっちゃんの最後の表情が辛かった。

    あの面白い『グッド・バイ』の未完の小説を読んで
    こんな作品に仕上げてしまう山崎彬という人に少し恐怖を感じると共にこれからがとても楽しみになった。

    久々に衝撃的な芝居を観れて満足している。

    本も良いのでしょうが役者のかっこ良さったらない。
    平林さんとあがささんの圧倒的な迫力は素晴らしかった。

    個人的には向田さん、永津さんが新発見の女優さん。これからも観たいと思った。
  • 満足度★★★★

    2時間越えは前もって連絡くださいな!!
      完結している 私が判を押す。行ってらっしゃい 行ってきます。太宰が出てくる じゃあ行ってくるよ グッドバイ

    子供の頃の出来事 女性たち 太宰の女との付き合いに影響している  家を支えた女房 仕事の担当 静子に赤ちゃん 太宰の仮面 田島周二4本人の部分 求めた女性像は、何でも許してくれる母のような女 とても面白かった。

    ネタバレBOX

    咳 書く 後姿 ちゃぶ台 タバコ 読む おい これまた郵便 ひざまくら 金払ってくる 行ってらっしゃいませ 原稿を覗く グッド・バイ 舞台中央に溝 蒼井ライト4人の女 7人 9人 原稿を見ている  別れたいんじゃなくて グッドバイ 赤いドレスの女 赤い傘 赤いライトを当てる この世は地獄 この物語から目をそらすなよいいか いいな // 来てくれたのか キス 私死ねる 赤い糸を小指にくくっている 薬 夏の着物を送った 死ぬ気で恋愛 違う 何もわかっちゃいない 薬飲む 川へ // 静子さんが来てから本のことは読まない 感謝してますよ 新聞連載 そんなことも 仕事はお願い 家は静子さん  //  グッドバイ 題名 赤いドレスの女と食事 戦後3年 僕の妻になってくれ 女たちに 女房と言って回る 別れる わかったわ田島さん // コホコホ 大丈夫 酒やめる 家事もする 結婚もする 赤い女はずっと座っている 先生は生きて あの子は、死んだ キス 信じる おじけついた 今月青木さんと別れる // なに言っているかわからない 笑う グッドバイ 笑う 女(さっちゃん)わかる 原稿もらった ファンレターを破く あってみたい・・・・・//・・・・ 太宰の少年時代 母 次の母代り 女たち 自由奔放に生きる 太宰の仮面 本人の部分 ・・・・//・・・・ すべてのサヨナラに負けたくない 太宰治 嫁と担当の女静子が妊娠 太宰と言う道化 私ひとりじゃ支えきれない 太宰治 他界 堪忍しておくれよ 書くのが嫌になった 誰かの横に立つのは嫌 立ってほしい 立たせてみてよ 田島周二あなたのほうが面白い 太宰はへたくそだから   さっちゃんを わかった 受け取れません 変わるのは仕方ない 私の思い通りに赤ちゃんを 代わりに私が先生と死ぬ 私は勝った 怖くない  //  完結している 私が判を押す。行ってらっしゃい 行ってきます。太宰が出てくる じゃあ行ってくるよ グッドバイ

    子供の頃の出来事 女性たち 太宰の女との付き合いに影響している  家を支えた女房 仕事の担当 静子に赤ちゃん 太宰の仮面 田島周二4本人の部分 求めた女性像は、何でも許してくれる母のような女 とても面白かった。
  • 満足度★★★★

    グッド・バイ
    土曜日15時の回を観ました。疲れている方が多いように感じました。キレのある方とちょっとお疲れの方がはっきり分かった気がしました。お恥ずかしながら、約半数の役者さんを存じ上げなかったのですが、同じ人に見えて、前半は役柄を把握することができませんでした。面白いのですが、やはり一段上のものを求めてしまいます。山崎さんには、悪い芝居の次回作を期待したいと思います。

  • 満足度★★★★★

    いやはや参った
    こうきますか と うならされました
    どんどんすごくなる 山崎氏
    オトナの実力で笑わされ泣かされた
    満足っ です

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