満足度★★★★
人生はやり直せる?
そうだといいけど、あくまでも寓話だという気もした物語。
でも、心は温かくなりました。
14年振りの再演だそうですが、私は、ミュージカルで観るのは初めて。
「サンキューベリーマッチ」の歌は、文句なく楽しくて、心が和みました。
前に、別のキャストの映像を少しだけ観ましたが、キャストが充実しているので、見応え十分な素敵な舞台でした。
今井さんの第二の聖霊が愉快。加藤清史郎君の弟さん、憲史郎君が、幼いながら、最後まで、役として舞台にいる姿には、感銘を受けました。今後、楽しみな兄弟です。
役者さん全員、溌剌として、観ていて、大変気持ちの良い舞台でした。アンサンブルの皆さんも、それぞれ素敵でしたが、特に、スープ屋さんを演じた俳優さんの動きがシャープで、印象に残りました。
市村さんのスクルージは、さすがなんですが、強欲爺の時は、もっと、嫌な人間になりきっている方が、後の変化が意味を持つのではと思いました。
最初から、愛嬌あり過ぎな気がして、テーマが薄まってしまう気がします。
満足度★★★★
さすがに名作!
何度見てもよいなぁとは思ったが・・・
自分スレテしまったのか(-_-;)人に暖かくあろうとするスクルージが、
町の人の借金を帳消しにするクリスマスプレゼントには違和感を感じました。
そりゃまぁ~契約期限内に返済できなかった分、抵当の差し押さえ待つ代わりに利息の上乗せとかしてましたが。その阿漕な分を帳消しにするぐらいで抑えないと、毎年のクリスマスまで返済延ばせば皆チャラになるのでは・・・? 大半の人間はそれ実行しそうな感じするし。
(個人的な偏った意見です(^^)
まおゆうの魔王さまではないが、経済はまわす事が重要で。
そんな借金チャラにするよりスクルージが人々から品物などを購入して、
施すことメインにする方が(実際やってましたが)良いと思いましたねぇ。
お子様も多く観に来ていましたし、
啓蒙的な寓話としても教育的な要素はリアルにあった方が良いのでは?
と感じました。 契約の重要性と等価交換はお子様でも理解出来ると思うし・・・・。
15分の休憩入れた2幕で約2時間半です