女中のクリスマス 公演情報 女中のクリスマス」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
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  • 満足度★★★★★

    無題939(13-378)
    20:00の回(曇、寒)。19:15会場着、19:20整理番号順に並び、19:30開場。此処は2回目(箱庭 2011/11)、こちらは初めてですが、松村恵美さんは、ダンスユニットclubCでみていまして、プログで本公演を知り、みに来ました。

    コンクリートむき出しの半地下、コートを脱がずに観劇...それでも足下は冷えてきます。入って右のスペースが客席(パイプ椅子3列)、反対側の階段と、ピアノのある場所が舞台、小さな灯りが置かれています。BGMに「Last Christmas(WHAM!)「クリスマス・イブ(山下)」他。役者さんは高い位置に座っているので、どの席からもよくみえると思います。

    20:04開演~21:00終演。劇中「夏目漱石」の名前がでてきます。漱石の作品に「清」という名の女性がよく出てくるというのは帰ってウィキペディアをみて知りました。本作品の最後の一節で「あっ...そういうことなのか..」と気がついたのでした(「坊ちゃん」)。

    役者さんは4人ですが、メインはお二人。松村さんが「きよ」役になっている20:00の回を選びました。昭和8年12月24日から、きよの日記、千代子の書簡を織り交ぜた、作家と女中、オトコとオンナの話。挿入されるS.E.も雰囲気づくりに一役。

    せっかく4人いらっしゃるのですから、均等に1/4とは言いませんが、筋やセリフを工夫したら、時々...音楽が大きいかな、何か昭和初期を思わせる小物があるとより雰囲気がでたかな...など思いました。

    松村さんは、ステージ上のダンサーとは違い、幼さからくる戸惑いと実直さを巧く表現、身振り表情も豊かでした。終演後、ご挨拶し外に出ると氷の世界のような冷たさ。

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