満足度★★★★
Aエンドの感想です。
今回、私は1回のみの観劇だったのでAエンドしか観れなかったのですが、Cエンドを観劇した友人に感想を聞く機会がありました。
わりと早い段階で友人は『ループもの』とわかったと感想に書いてたのですが、
私は『ループもの』と判断するのに時間がかかりました。
劇中で登場人物が気づく描写が入るまで『回想シーンを積み重ねる』演出かもしれない。どっち???みたいな
結果、ループだったわけですが、この辺は白紙の状態で観る人の方が素直に観れるのかな?って気もしました。
今回のお芝居は時間軸も時間の経過どおりだったので、かなり観やすかった気がします。
舞台では先にとあるシーンを見せて、その後でそのシーンの根拠になるシーンを入れる…みたいな演出も多いので、観慣れないとわかりにくい気がするので。
なので、今回の作品は難解さもあるけど、わかりやすいお芝居だったように思います。
以下、ちょっことだけ友人の感想を書き記しておきます。
あ、友人は普段は観劇をしない方です。
(諸事情により私の手元に余りチケットがあったので観劇しに行ってもらったのです)
アニメだと、ループはフィルムを使いまわして節約をする。
演劇の凄いところは、尺を調整したり、見せたい部分の表現を強めてく。
凄いと感じるのが凄いと思ってしまった私です。
私は冒頭のループ箇所ではあまりにも今までの作風と違って笑いの要素がどこにもないので、なんだかよくわからない心配にかられてしまっていたのでした。
だって、前の作品なんて幽霊と結婚するとか大真面目に言ってたわけですよ。
でも、シーンを積み重ねるごとに、笑いのなさにゾクゾクしました。
同じ人が、これを描くんだ。あの人が、これを描くんだって。