crossing2 公演情報 crossing2」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★

    Bプロ
    本当ならA・B共に観たかったが日程が合わず
    何とか『授業』目当てでBプロに駆け込み観劇。

    思いがけなくと言っては失礼だが
    「命を弄ぶ男ふたり」では演者のバランスの良さと
    その場面処理、列車の見せ方が面白く満足。

    またお目当てだった、きらり☆ふじみ以来の『授業』。
    他のカンパニーと比較出来たのも楽しい体験。
    あちこちで賞賛されてる宮嶋さんの艶技もさることながら
    個人的に御贔屓役者であるリリーさんのラストの妖演に衝撃。

    前作の時にもっと女なリリーさんが観たいと思ったくせに
    ファンって勝手なのさ(苦笑)

    ネタバレBOX

    会場選びって難しいのだろうな。
    無機質なギャラリーを巧く使って観せてもらったが
    「命を弄ぶ男ふたり」では少し気になったことが・・・。
    演者のバランスも良く好演していた男子ふたり、
    熱を帯びる場面の多い本なので仕方ないのだが
    あの会場では声の反響が気になった。

    個人的に音に対して敏感だからかな・・・?

  • 満足度★★★

    Aプロ「鞄-棒になった男 第一景-」「受付」
    う~ん。もう少しピリッとくると好みなのになと。

    ネタバレBOX

    「鞄-棒になった男 第一景-」
    テーブルの上には、
    首にロープをくくりつけられた鞄役の若い男。
    テーブルを挟んで、
    60年代風のワンピースを着た女が2人。
    となかなかにグッとくる観せ方なのだけど。
    戯曲がしっくり来ず。
    もっとブッ飛んだモノだと良かったのになと。
    浅倉洋介がちょっと辛いなぁ。

    当日パンフレットにも書かれているが、
    今となっては、コレぐらいでは不条理とは感じないなと。

    「受付」
    山ノ井史が若すぎて、リアリティーが消え失せる。
    津田湘子は開演時に、
    本当に「受け付け」ている時の方がリアルで面白い。
  • 満足度★★★

    Bプロ「命を弄ぶ男ふたり」「授業」
    「命を弄ぶ男ふたり」
    風琴工房新人の北川義彦がどうにも辛い。
    精進して頂きたいモノだなと。
    扇田拓也(ヒンドゥー五千回)は良い!

    「授業」
    中田顕史郎vs宮嶋美子の
    ハイレベルな役者対決を期待するも、
    冒頭からモヤっと感が漂う。

    ネタバレBOX

    終盤の宮嶋美子の脱ぎになった時に、
    モヤっと感の正体が明らかに。

    翻訳モノ故に外国人ゴッコの演技を、
    許容してしまった為に、演技が大きくなってしまい、
    まるでアダルトビデオの女学生痴女モノの様な印象に。

    中田顕史郎は胸や股間といった即物的なパーツには反応せず、
    下着や靴下の布地や靴、二の腕や素足の指先などの
    常人には理解できない部分にフェチな反応したりとか、
    自分の知識に酔ってモノローグを暴走させたりとか、
    常識人を装いながらも瞬間瞬間に、
    偏執的な狂気を見せるといった方が、
    個人的には良かったかなと思いました。

    宮嶋さんの誘惑方法も、
    どこまで作為的か分からなくなる位、
    無意識で無防備なのにエロイ!っていう振舞いの方が
    良いのではな。とも思いました。
    (生まれながらにしての小悪魔って感じですかね。)


    あれですね、「羊たちの沈黙」のレクター博士的な狂気。

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