満足度★★★★★
求道的な舞踏、照明が素晴らしい。
プログラムBを観ました。
とても静謐で、求道的な印象を持ちました。
舞踏の技術的なことはよく分かりませんが、自分が踊って楽しんでいる段階、目の前のお客に楽しんでもらおうという段階、などを大きく超越して、「踊りの神様」と対峙しているような感じを持ちました。
また、今回特に印象深かったのは、「照明」の素晴らしさ、です。
舞踏に合わせての照明プラン、そしてタイミングの試行錯誤…かなりのご苦労があったと推察します。
作品ごとに、照明家の名前が明記されています。
プログラムBでは、福谷こすも、石井彩加のお二人が分担して担当されていました。
以下、ネタばれ。
無題931(13-370)
14:00/17:00の回(快晴)。1時間前受付(整理券あり)、30分前開場(やや押しで)。此処で昨年(11月)、今年(10月)と3年生による「Modern Dance Performance~ロンド・カノン形式による創作~」をみましたが、そのときとは相当違いました。
玉川大学の卒業公演でも感じたのはなんだかおとなしい..それは女性らしい感性なんだろうと思いながらも躍動感あふれるダンスよりも静止画的な、パフォーマンスに近い印象。
安定した、(きっと)高い水準だという気はするのですか、一方ではそれでいいのかとも思い、なんというか「ここ一番」というくらい突き抜けたものが...。
満足度★★★★
AとB鑑賞
A6作1時間15分、B7作1時間30分。自作以外にも多くに出演していて、相当に練習したはず。タンツテアター風の作品が好みだった。卒研は最終回のカーテンコールでの涙が美しい。