満足度★★★★★
イキウメ初見で、即ファンになりました
昔から、変な夢を観ることでは、人後に落ちない自信があるので、この作品、人事には思えず、見入りました。
サスペンスタッチでありながら、SF的でもあり、夫婦の愛憎劇でもあり、こんなにひとつの作品に、たくさんの魅力を加味できる、前川さんの才能に、一目で、熱狂的ファンになりました。
夫役の浜田さんも、素敵な役者さんで、小劇場にこんなにも愛着を感じることができる劇団が存在したことに、至福の喜びを感じました。
満足度★★★
マチネ
現実世界では不仲になってしまい、別居(?)している一組の夫婦。
妻のところに同居している女性がいなくなる。妻は眠りの世界から
帰ってこずに・・・。
満足度★★★★
優しい余韻が残る
いつものSF系スリラーとは趣を異にしたハートウォーミング系ファンタジー。
「夢の世界は実はつながっていて、自分が見た夢の中で誰かに出会った場合、その相手の夢に自分も登場していたのではないか?」などと考えたことがある身にとって非常によくわかり、なおかつ似た発想をする人がいたことが嬉しい。
しかし、夢の中で覚醒するとか、夢にも層(劇中用語でレイヤー)があるとか、その発想を発展・昇華させるあたりはやはりプロの技というものか。
さらに、別居していた夫婦をメインに置いて、終盤、夢の中で互いに心情を吐露することで良い方向へ向かうという持って行き方もあたたかく、珍しく(?)優しい余韻が残る。
満足度★★★★
知的で面白かった
哲学的、心理学的な難しい概念をわかりやすく取り入れてて、しかもちゃんと人間ドラマを成立させるあたり、やはりスゴいです。
基本的にマンションの一室で展開される話なので、散歩する侵略者と比べるとスケールが小さくなってしまったのがちょっともの足りなさを感じたけど、劇場が小さくなったのでちょうど良かったのかも。その分世界を階層構造に描いていて丁寧な作りに感心しました。
満足度★★★
やっぱりこの世界は。
好きなんです。ちょっと薄気味悪さは弱かった気もしますが。好みからすれば、もっと心の奥底がぶるっと震えるような怖さが欲しかったです。
満足度★★★
夢の中
設定とか照明・音響・舞台の使いかた、うるさくないけど色々考えて作ってあってすーって世界に浸っていた感じ。
なにがなんだか夢なのか現実なのか・・・・ぐるぐるまわって・・・・。
満足度★★★★
初観劇です
いやー、面白かった。
やっぱり、演出能力が高いなぁ、って素直に感心しました。
舞台美術と照明と役者さんの動きがすごくぴったりくる。
作品もモチーフはあいまいな分、オーソドックスな運びでした。
無理な言葉遊びとかで観客を無用に弄ぶこともしなかった。
なんというんだろう、ストーリー展開にも、見せ方にも、
「どうせ俺達の世界観なんて誰もわからねえだろ」なんて傲慢さはなく、
「あいまいな不思議なものを見せる分、分かりやすく見せたい」っていう誠実さが感じられたような気がします。勘違いかもしれないけれど。
満足度★★★★
少し不思議の魅力。
面白みのある設定を、現実という地盤に乗せて遊ぶ、ラヴありで。
言うなれば、前川知大作品とは、そういうことなのである。
逆に言えば、その設定こそが作品の善し悪しにもろに影響する。
眠りという判りやすいテーマで、少し不思議(SF)な世界に導いた。
その設定の面白みたるや、流石と唸ってしまう。
説明台詞に説得力がある作風だと思うのだけど、……少数派意見?
最後の引っ張りが少々くどいような気もしつつ。
やっぱりウェットだなぁ……とドライに思ってしまう、私。
満足度★★★★★
完成度高いと思いました。
気になっていた「難しそうな世界観」も、すんなりと理解できました。
説明的とも思いませんでした。
むしろ必要最小限でバランスよかったと思います。
次回公演も観に行こうと思いました。
満足度★★★
寝てしまった
仕事帰りのせいか、前半が単調だったせいか、寝てしまった。
相変らず突飛な世界感には惹かれるが、世界感の説明でこっちは疲れてしまう。
外部でのお仕事が増えてるせいもあるのかもっと練り込んで欲しい。
次回作に期待。
満足度★★★
動き始める終盤は引きつけられる
シンプルなセットと明かりだけでで描きたい世界観を見せる努力は感じられるが、展開させるまでの話の進み方が少し冗長で★-1。102分。
満足度★★★★
眠りとともに
眠りとともに。シナリオの行き先がなんとなく読めてきたからか、途中、眠り・・・。後半はきちんと観れたものの、ちょっと惜しいことをしたな。