青春の門-放浪篇- 公演情報 青春の門-放浪篇-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
1-1件 / 1件中
  • 満足度★★★★★

    凄まじいまでの迫力ある熱演に感動しました。
    ものすごいものを観た、という感じ。ラストは泣いてしまった。したり気に、まとまった感想を書けない。書く気がしない。「インターナショナル」(あれっ、あれは『国債学連の歌』だったかも)という曲は、こんなに素敵な曲だったかしら、と改めて思った。出演者のみなさん、役が、セリフが、ちゃんと血肉になって、それが強烈な存在感になっていた。特に、女性の出演者たち。いまどきの女の子たちのはずだが、みごとに皆さん「あの時代の女」になっていた。

    現代日本が喪ってしまったもの、そして現代日本がいま必要としているもの、を、浮かび上がらせて、現在の我々に突き付けてくるような芝居だった。

    じゃあ、我々はどうすればいいのか、といえば、劇中の言葉ではないが「なるようにしかならない」わけだが、このような劇が演じられ、それを観て感動する人がいる、というところに可能性の萌芽があると思いたい。


    全編、荒々しさと激しさで疾駆する舞台展開だが、ラストは観客に一杯喰わせる仕掛けなどもあって面白かった。


    クライマックスの信介と矢嶋の乱闘シーンはすさまじい迫力だったが、一日2回公演の日もあったのですね。これは大変だっただろうなあ。


    『高きより飛びおりるごとき心もて この一生を 終るすべなきか 石川啄木』

このページのQRコードです。

拡大