ある一人の変態から 公演情報 ある一人の変態から」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    ノンフィクション?
    最近、あまり話題にのぼらなくなっているHIVにまつわる話、華やかな世界の光と影に、ありふれた日常とを絡めながらも、実際はこんな風に感染が静かにひろまっているのだろうな~!?と、少し怖さを感じさせた作品でした。 全部脱がない性描写も好感を感じました。

  • 満足度★★★★★

    ストーリーがというよりは・・・
    やっぱり役者が強烈。一人一人がとにかく好きだしおもしろい!!役者で引き立つ芝居だと思った。演出は・・・言うまでもなくめっちゃ好み(笑)前作より確実にレベルアップしてる。ゆえに次回作への期待が・・・・・・ハードルが・・・・大丈夫かな????

  • 満足度★★★

    避妊具つけて検査して!
    生命というものがお金には代えがたい尊いものだとと再認識しました。
    おかま、バイセクシャル、薬づけヘルス嬢、枕営業する女優の卵など多彩な配役。どうなのだろうと思っているうちに最後まで面白く観ることができた。

    ネタバレBOX

    検査結果の陽性の意味が解らない男女にはトホホ、エイズも拡がる訳だ。
  • 満足度★★★★★

    理不尽
    普通に生きることが如何に大変かと思います。

    ネタバレBOX

    100年ほど前にチンパンジーから感染したHIVウイルスが今も拡散している世界で、ゲイの芸術家が元でHIVウイルスが感染していく様子を、日本の東京の狭い一画を舞台に、今風の若者を通して皮肉に描いた話。

    簡単にお金を手にするために何でもし、芸能界で売れるためなら枕営業もするなど、権力者にすり寄って世に出ていく人がいる中で、普通に自分の力だけで努力し続ける人もいるという話でした。

    エイズには罹らなくて良かったですが、世に認められるかどうかは分かりません。真面目に生きていても幸せが来るとは限りません。小さな不幸も訪れます。理不尽な社会です。

    生々しい性描写にはドキッとさせられましたが、役者さんたちの頑張りが際立っていて新鮮でした。居酒屋副店長のバイト君の表情もいい加減な生き様を表していました。芸能界を目指す少女は素敵でした。

    四角い箱と役者の肉体を使った舞台装置は若手劇団らしい演出でした。チチっと擬音を発しながらライターを擦るなどは新鮮でしたが、役者がドアを演じるのはありきたりで好きではありませんでした。
  • 満足度★★★★

    けっこうリアルなHIV感染にまつわる話
    絡み合うカップル等の群像劇って云えましょうか?
    なんかアルアル話も加えて上手に舞台を見せていた1時間50分

    ネタバレBOX

    昼メロのドロドロもののダイジェストみたいな印象を受けました

    オープニングの猿を襲うシーンはインパクト強かった~

    登場人物たちの日常が何かリアルで生々しかった(表現が上手っす)
    (またその人間関係の関わり方とかが絶妙で巧かった)
    売れない画家夫婦の仲の良さや、
    妊娠に纏わる話で感情大きく揺さぶられました。
    (脚本家の人を見る視線が暖かいからかしら?)

    舞台では珍しい本物の肉切り包丁登場は緊張感ハンパなかったです。

    最近では珍しくアンケート記入の要請が用紙が無かったですわ
    (ご意見ご感想あればホームページからのメールにして欲しいそうです)

    売れない画家=田端俊博の売れるためにとろうとする行動と、思い止まる心の成長&妻=百合の妊娠~流産までの流れの中で語られる夫の暖かい労わりとか思いやりの表現が良かったです。またその反動で自殺しようとするHIV感染で自暴自棄になったプロディーサーを助けるシーンへの繋がりも巧みであったデス(妊婦の10人に一人が4ヶ月目までの安定期前に流産するとかの知識はリアルでした)五体満足で生きているだけで奇跡に思えるという引っ張りも納得です。(奇形とは体内での器官とかでもあるんだよなぁ・・と古い知識が掘り起こされました=ふた昔前位に人体の奇形症例集めた本が出た時にも五体正常で生まれる事は奇跡に思えるんだよなぁとも思い出しました)
  • 満足度★★★★

    オリジナリティー
    箱を動かずことでの場面転換や役者を家具に見立てたりと演出が面白い。
    エグさ、エロさ、ダメさ、いろいろなストーリーが絡み合って個人的には好きな内容。
    若い役者が頑張っているのは何よりも観ていて素晴らしいものですね。
    今後も頑張ってほしい劇団の1つです。

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