期待度♪♪♪♪♪
悔悟と希望を観たい
説明を読むと、関西であった少年による殺人事件を連想した。過去は取り消せない。しかし、生きている以上は、過去の思いから逃れられない。悔い改めたら、前に進めるのか?そう、単純ではあるまい。芝居は、どう表現するのだろう。ぜひ観たいものだ。
期待度♪♪♪♪♪
わたしにとって
人生を変えるような大きな事件が2つある。ひとつは山口県光市の母子殺人事件。もう一つは神戸の酒鬼薔薇聖斗事件。わたしにとってはオウム事件を超える戦慄が走った。とくにこの少年Aについては、教職に就き、生徒の前に立つ身にとっては忘れ得ない。ここから、子どもたちの心について考え、共に学ぶ姿勢で道徳教育と向き合うようになった。1984年生まれ。彼らももう大人である。その年生まれの人たちが、みんな彼と同じ部分を持つような扱いをされて苦しめられた経験を持つ。そんなことをベースにしながら作られた作品ならば、ぜひ観てみたい。しかも再演ということなので、ブラッシュアップされた良質の演劇を観ることができるに違いない。期待したい。
期待度♪♪♪♪
アフリカン寺越
その名前を知ったのは2013年9月、ゴールデン街劇場での公演だった。
ザクザクと荒削りでむき出しで、敢えて最後の塗装を省いたような作品だったが、他のどの舞台とも違っていた。アフリカン寺越は人生に立ちすくんでいた。
あの姿をもう一度観たい。今度は何が変わるのか、それも観たいと思う。
前公演は2013年私のベスト舞台
2013年は「観てきた」に書いた以外にも宝塚やブロードウェイミュージカルやオペラや有名な俳優さんがいっぱい出てる舞台も有名な演出家が作った舞台も見た。
しかし一番見に行ってよかったと思ったのは、「30才になった少年A」だった。
正直、前作のままでもいいんじゃないかと思うが、こちらも「新たに」な部分を気持ちを切り替えて見に行こうと思う。