マクベス書き直し 公演情報 マクベス書き直し」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 満足度★★★

    マクベスのようで、マクベスでない
    仮タイトルに、マクベスとあった。
    でも観てみると、まったくマクベスではなかった。
    でも後から聞くと、マクベス的要素はしっかり盛り込まれてはいたらしい。
    しかし、観た後の印象としましては。
    とくに内容はない、ただ4人の男女の雰囲気が会話が面白い芝居、そういう印象でした。

    ネタバレBOX

    開場から開演までの間、会場内では男がずっとノートパソコンでタイピングし続けている。
    その光景を眺めながら、パソコンで何してるんだろ?何してる設定なんだろ?、どういう話になるのかな~マクベスってどんな話やったっけ~?など、ぼんやりこれから観る芝居について思いめぐらせて待つ。
    その間に、はっ!と、タイトルを目の前の光景が繋がり、そうか!今この男は『マクベス』を書き直しているのか!と(笑)
    そんなわけで、その書き直していた男、彗星マジックの小永井コーキさんだけ、本番長かったという。

    劇中は、もうあれやこれや、やりたい放題。
    実際にガスコンロで鍋で湯を沸かし、いろんな調味料、食材を放り込んで鍋を囲む。
    会場内にはやたら良い匂いが漂い、食欲そそられる、そそられる。
    鍋ってかほぼ湯豆腐でしたので、これのせいでわたしの中で湯豆腐ブームメントが巻き起こってしまって困りました。
    でも予想はついている、あの良い匂いほどには、実際はおいしくはないはずだ。

    その煮えたぎった鍋から熱湯撒き散らかしたり。
    野球拳でパンイチになったり。
    どこまでやったら叱られてしまうのか、への挑戦でもしているかのような、やらかしっぷり。

    出演者4人中、3人が男性、1人が女性、4人は同じ演劇サークル所属。
    どうやら女性はその3人全員と、そこそこややこしい間柄にあるような雰囲気らしく。
    それはそれは可愛らしかったのですが、こういうのをサークラというのだそうです。
    サークルクラッシャーを略してサークラ、この単語初めて知りました。

    この4人のやり取りに、マクベス的要素が盛り込まれていたらしく。
    実際マクベスの一節を劇中で読み合わせていたりもしましたが。
    わたしにはいまひとつピンときてなかったのが、ちょっと悔しかったりでした。

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