公演は大変
演劇の公演というよりは、アイドルのライブ・パフォーマンスという感じで、フライヤーのデザインから受ける印象とはだいぶ異なる。出演者のファンとおぼしき観客が多く、芝居よりも歌やダンスを見せるという要素が強くなっている。
ストーリーは奇をてらわずオーソドックスなものであったが、演者によっては役をうまく表現し切れていない場面もあり、芝居の難しさを感じた。
芝居の内容とは直接関係無いが、会場入口脇にタバコの吸殻が詰まった灰皿があったり、ノコギリが置いてあった。開場前に場内の点検をしたほうがよいと思う。場内スタッフの不慣れさも目立ったので、演劇の公演に慣れていないという印象を受けた。