ショコレ06 公演情報 ショコレ06」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-2件 / 2件中
  • 満足度★★★

    やはりお芝居って日に日によくなるものなんですね
    (2連投すいません)タンバリンズ編に続き、
    サロペッツ編観てきました。
    今日はちゃんと演技で笑わせてくれたし
    (トラブルもあったけど)、
    最後ちょっと笑いの空気に飲まれて
    グダった(噛み、とちり多々発生)のを
    除けば良かったと思います。
    会場はまたまた爆笑の渦でした。
    「笑いたいな」「笑わせてほしいな」なんて気分の人には
    きっとオススメの舞台だと思います。

    ネタバレBOX

    昨日のタンバリンズ初演では、
    噛んだりとちったりの連続を
    笑いでごまかすような空気があり(グダグダする、という感じ?)、
    「ちょっといただけない」と思ってしまったのですが、
    今日は前説からメインキャストの皆様を中心に
    結構力(りき)入ってて、いい演技だったと思います。

    そうして演技の方が良くなると不思議な事に
    「昨日は笑えなかった」お芝居についても
    ちゃんと「面白い」と思えるからあら不思議。
    ちゃんと全編にわたって「笑えるお話」だったと思い直しました。

    最後の方、演者さん自身が笑いに飲まれて
    とちりだしてしまったようでしたが( ´ー`)
    (多分明日明後日とタンバリンズ、サロペッツともに
    またまた良くなっていくのでしょう。)

    自分は「一発芸や単発のコント」的なものよりも
    「物語」があり、その中に笑いのテイストが
    少しずつ込められているものの方が好きなので、
    短編集の中でも

    ・ カメラマンのお話(笑いなしですが、演技として良いと思いました)

    ・ 教室のうん●のお話(笑い話として良くできているかと)

    ・ 半分田さんのお話
      (倍返しの人のドラマ観てないので顔ぐらいしか
      ネタは分からなかったのですが)

      昨日より今日の実際に土下座の半分田さんを
      踏んじゃうぐらいの方が、
      より憎しみが溢れてて良かったです。

    ・ かくれんぼ(シリアスな大人の物語のようで、実際子供のかくれんぼだった、
      だけど子供の心の中も実際は大人と同様どす黒いものがあるのかも・・・)

    とかが気に入りました。


    ただ、タンバリンズ、サロペッツとも
    (知ってる演者さんは3人ぐらいしかいないのですが)
    結構個性的な演者さんを色々集められているので、
    もう少しその個性を活かした配役/短編を入れて欲しかったかな、
    という気がします。


    昨日が☆3つで今日は「良くなってたな」と思ったので
    本来なら☆4つなのですが、
    「好みの問題」という事で☆3つにさせてもらいました。

    多分、「笑い」が大好きな人からすれば
    ☆4つ5つな舞台だったのかも知れません。


    あと、即興芝居の1発目、ひさびさ即興芝居がちゃんと
    成功するのを観れたので良かったです。
    (2組目もあと5秒あれば、立派な女性楽器が・・・)
  • 満足度★★★

    「笑わせた」半分「笑われた」半分
    MOSHってコント中心の短編集だったんですね。
    半分笑って半分シュールさに(??)となって、
    一本シリアスもの(これは言っちゃっていいのかな?)では
    演者の力量を見た、という感じでした。
    せっかく色々な劇団から役者さん集めたのだから、
    もっと色々な「お芝居」が見たかったです。

    ネタバレBOX

    観てて思ったのですが、コントの方が実はお芝居って
    演技力や脚本の力、計算力が問われるんじゃないかなー、と思いました。
    シリアスやアクション、泣きモノなどはテキトーなお話であっても
    演者さんが熱演すればその熱で観客も引き込まれますが、
    コントはネタがまず面白くてそれを絶妙な
    テンポ/タイミングで演じて初めて笑える。

    そういう意味で今日初演は、
    「笑わせた」半分
    「笑われた」半分
    じゃないんでしょうか?

    「笑わせた」のは演者と脚本の力
    「笑われた」のは噛みやとちりなどミスを観客が良い方にとらえての事

    今回会場は終始爆笑の渦でしたが、なんだか後者が多かったような気がして、
    自分は笑えない場面が結構多かったです。

    あと「シュール」なネタは「本当に笑えるネタか?」というのを
    演者および脚本家はちゃんと客観視した上で出してきたのでしょうか?
    (とりあえずネタとして出してしまえば
    あとはアドリブで「笑いなどどうとでも取れる」なんて
    思ってませんよね。)


    場の空気からいって、なんだかお芝居というよりは
    「自分のお気に入り演者さんを観て楽しむ会」
    そんな風に感じてしまいました。

    即興劇(エチュード)でもう少し各演者さんの力量が
    見れるかなあ、と思ったのですが、
    初日はさすがにチームの息も合ってなかったのかな。。。


    タンバリンプロデュースさんの舞台数回行ってますが
    どれもそれなりにお芝居としての面白さもあるものだったので、
    今回はちょっと残念です。
    (MOSH自体6回も続いている舞台だから、と期待しすぎたのかもしれません。)

    本日のタンバリンズに引き続き、
    サロペッツの方も観る予定ですが、
    同じネタかつ同じ練度だとしたら多分笑えません。。。

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