満足度★★★★★
新生「まぼろし」
初演から再演までのリジッター企画の歩みが積み重なっての再攻撃、、負けず劣らずグロテスクはそのままに、より洗練され、身体表現も加わった新生「まぼろし」。あの衝撃は健在でよかった◎
初演から続投の馬渕史香さん、真嶋一歌さんは当時のインパクトは変わらず重みが増してよかった。さすがというべきか。 エロス役はあの御方が不在でどうなるのかと思いましたが、違うベクトルで存在感出ていて安心して観てられました。
終演後の物販にあったフテネコ(芦沢さんイラスト)ポストカード、ひとセットはまぼろしとコラボしていて、演目前半のコメディさと相まって微笑ましい◎
満足度★★★★★
無題1043(14-082)
3/22(土)14:00の回(快晴、春)。13:15受付(整理券あり)、13:28開場。中央に正方形の舞台(高さ40cmほど)、芝カーペットのように見え、4つの角にはこれも正方形の板、ここを囲むように四方が客席(椅子席+クッション)、場所によって2〜3列。舞台との間がとってあり、劇中、役者さんが使います。13:55前説(中島さん、100分)、14:04開演〜15:46終演。
2010/2初演作。私は「いっぽんの木(2012/2)」から観始めたので今回が初めて。忍び込んでくるコンクリートの冷たさ、その冷たさは少女が感じたと想像せざるを得ない冷たさには決して及ばない、さまざまな色の衣装にも温もりはなく、まぼろしを自身の内に留めるために費やす熱量/喪われる周囲の熱、それでもやり返す…確かにそういうものだ、やり返さないなんて選択はないのだ。
終演後、「台本+初演時の記録映像DVD」を購入(…一歌さんがサインをしてくださいました。初演時も同じ役だったそうです)。
※「トキワ」は「トキワ荘」でベレー帽、黒縁眼鏡は…そういうことですね。
途中まで