野良猫の首輪 公演情報 野良猫の首輪」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★

    曖昧さの確かさ
    入場して、客席スペースのどこで観るかを迷う。
    置かれているものを眺める。
    字幕の言葉を読み続ける。

    開演すると、最初はその捉えどころのなさに戸惑うのですが・・・、
    ルーズに組みあがった世界には、
    過去から未来にいたるまでの俯瞰があって、
    その中にある今のあいまいさが、確かな質感と共に切り出されてきました。

    ネタバレBOX

    正直に言って、役者たちの身体からやってきたものが、
    すぐには腑に落ちにくかったです。
    物語のエッジのなさというか、枠組みの曖昧さにも
    当惑した。

    でも、物語が歩み、父母の時代の歌や
    その時代の記憶が差し込まれると、
    やがて「今」も夢との端境の、ふわっとした現実感のなかに
    確かな不確かさとともに浮かび上がってくるのです。

    そして、そこにはさらなる時代の連鎖の感覚までもが訪れて・・・。

    だからこそ、開演前に観たオブジェと、その連鎖までも消滅させてしまう
    爆弾の存在が重なった時、
    その不確かさのコアのような部分が醸し出す
    危さに心を奪われました。

    作品として、非常にしたたかな構造を感じる。
    また、支える役者たちにも、独特で献身的な
    身体の表現があって・・・。

    見入ってしまいました。

  • 満足度★★★★

    親しみを感じる
    一見前衛的で、でも親近感を感じる。どことなく舞踏のような、歌舞伎のような。このユニットは一度見たら忘れない。

  • 満足度

    字幕
    あの英語はわざと?

    ネタバレBOX

    開始3分でこのセリフ形態、セリフまわし、ジェスチャーが80分続くとつらいなあ、と思ったらそうなってしまった。

    英語もそれに合わせたのか、えらくひどい英語だった。

    気持ち的には、一部で終わって欲しかった。

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