Whenever Wherever Festival 2013 公演情報 Whenever Wherever Festival 2013」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 満足度★★★

    『エクスペリメンタル・ パフォーマンス day1』鑑賞
    対面客席の中で、奇妙な音を伴う男女デュオのダンス2作が踊られ、作風の違いが印象的でした。

    京極朋彦×山崎阿弥
    不可解でエロティックな声とダンスのパフォーマンスでした。
    山崎さんの特殊な発声による自然音や動物の鳴き声の様な音が響く中、京極さんが腰を落とした姿勢で踊り、途中でお互い服を脱がせて相手の服を着て架空(?)の言語によるモノローグのシーン、おそらく即興のポエトリー・リーディングと激しいダンスのシーンと続きました。
    山崎さんの声のパフォーマンスは魅力的でしたが、全体としては求心力が弱く感じられ、あまり伝わってくるものがありませんでした。

    生西康典(演出)×外山明(演奏)×伊佐千明×山崎広太
    パステルカラーの花柄ワンピースを着た伊佐さんとエスニック調のシャツを着た山崎さんが、外山さんのドラムに乗せて(あるいは乗らずに)踊り、素っ頓狂なユーモアが魅力的でした。
    定常的なビートや激しい乱れ打ちを用いず、耐えず変化する演奏が、絶妙な不安定さを生み出し、シュールな展開のダンスとマッチしていました。
    外山さんが新聞紙を投げ入れ、ダンサー2人がそれを捻って両端を掴んだまま踊る展開が楽しかったです。

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