二十世紀の退屈男 公演情報 二十世紀の退屈男」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
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  • 満足度★★★

    窓に西陽があたる部屋は・・・。
    劇名と内容の関係が良く解りませんでしたが、節々に面白いシーンは楽しめました。

    ネタバレBOX

    押し入れから風呂が出てきたのは驚き、初めて観ました、面白い!
    ラストシーンで、西陽が窓から玄関ドアに向かって射していたのか、それとも玄関ドアから窓に光が射していたのかで解釈変わると思いますが、前者なら過去住んでいたと思われる人たちが皆間違ったことを言っていたので実際には住んでいなかった現住人の妄想、後者なら、皆居なくなり、寂しいアパートであったが、西陽だけでなく、ドアを開ければ東からも陽が射していた(希望の光ともとれる)。
    自然なのは後者とは思いますが・・・。
  • 満足度★★★★

    しっとり
    理解しづらいところはありましたが、人の数だけ様々な想いが詰まっていました。

    ネタバレBOX

    小汚いボロアパートの一室ですが、そこには過去に住んでいた人たちの想いが残っているという話。

    向上心のある人は転居後成功したかもしれません。家族持ちは一軒家を建てたかもしれません。田舎に帰った人もいれば、学生さんは卒業して出ていきます。転居しても代わり映えのしない生活を繰り返す人もいれば、終の棲家と考えていた年寄りもいたでしょう。そして、残念なことですが、事件に巻き込まれた人や自殺した人もいました。アパートにはそんな歴史が詰まっています。

    若い男性の遺書のようにも思われましたが、出したのが女性だとすると、手紙の意味や流れが良く理解できませんでした。手紙をグイグイ押し当てて若い男の額にも傷がつき、退屈男が二人になってしまってややこしくなりましたが、真の退屈男は若い男だったということでしょうか。

    銭湯シーンがありました。元々南河内万歳一座の作品ですからあって当然なのですが、肌色のパンツを履いている安心感からか、二つの湯桶を動かしながら隠し切る芸に緊張感がありませんでした。本当のところは分かりませんが、南河内万歳一座の役者さんたちだったらパンツは履いていなかったのではないかと想像してしまいます。

    劇団5454『マザー』での活躍が印象に残る佐瀬恭代さんの顔芸は見ものでした。不動産屋の事務員さんの変顔も良かったです。

    何年のカレンダーかと気になって、帰りに良く見てみようと思っていたのですが、ラストで今の住人に片付けられてしまい分からずじまいでした。小憎らしい演出ですが、そこが良いのだと思いました。
  • 満足度★★★★

    良かったです(^O^)
    私も、ストーリーが完全にわかってませんが、
    楽しかったです。
    早口に喋りまくるところ、「熱海殺人事件」みたときは、
    聞き取るのに必死になっちゃったんですが
    今回は、ステージが近かったのよくわかりました。
    テレビでは味会えない、劇場で生で観る楽しみのあるお芝居だと思いました。

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