旅の演劇 公演情報 旅の演劇」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-2件 / 2件中
  • 満足度★★★★

    吉祥寺
    大時代を感じるものでもなく、大きく深く感動するものでもなく、小ざっぱりしたギャラリーのためか、ほんのりと時代と感慨を感じる、不思議な感覚を味わった。

  • 無題950(13-389)
    17:00の回(晴)。井の頭公園(初めて)駅で降り、七井橋を折り返し1周、会場は駅のすぐ近く、普通のマンションの1階、105号室。30分前...と思っていましたが20分前という掲示。

    受付(チケットレス)して席へ。かなり変形の部屋で座席は奥の壁沿い、入口左、その間に大きく張り出した壁に。正面にあたる位置に木製のテーブル(メガネがひとつ)と椅子、ワゴンには鳥かご、水を張った水槽、壁にメモ(?)、ぐるっとみると吉祥寺の地図、焼き魚定食の絵のようなイラスト、プロジェクター、小さなしめ縄、鏡餅、One Cup OZEKI、饅頭、白衣が掛けてありうっすらと山の模様。

    17:00、公園の鐘が赤とんぼで流れ、17:01前説(55分)~18:02終演。ツイッターをみると「江戸の歴史的大火事」から「数百年にわたる年末の母娘の会話」劇とあります。はっきりした年代はでてきませんでしたが「明暦の大火」ですと1657年、神田川が出てきましたので。以降、時を経て戦争、関東大震災..

    二人の女性が交互に「母」「娘」を演じ分け、長い年月を語るお芝居でした。

    ネタバレBOX

    お話の構成(娘は母になり娘に語り...)は面白かったのですが、役者のお二人がほとんど客席に背を向けているのはなぜかな、と思い続けました。みんな正面をみているような構図。

    また、プロジェクターが「貝」を映し出し、気がつくと黒や白の「煙」のようなものを吐き出していたのは物語と連動(厄災)していたのか...わかりませんでした。

    娘と母の交代が身につけている「物」で明示しているのはすぐわかりましたが、同年代の役者さんなのでどうしても「親子」と思い込むのが難しかったです。

    それに加え、セリフに「時代らしさ」が込められていないため(これは演出意図でしょうか)雰囲気が足りない気がしました。

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