日・中・韓 国際共同制作作品
日・中・韓 国際共同制作作品
実演鑑賞
日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター)(宮城県)
他劇場あり:
2013/11/24 (日) ~ 2013/11/24 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.aomori-museum.jp/ja/event/49/
期間 | 2013/11/24 (日) ~ 2013/11/24 (日) |
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劇場 | 日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター) |
出演 | 相澤一成、なかじょうのぶ、佐藤隆太、高橋淳、小笠原真理子、田邊克彦、キム・ソナ、イ・ヨンスク、李丹、杨子奕、王小欢 |
脚本 | 長谷川孝治 |
演出 | 長谷川孝治 |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 4,000円 【発売日】 前売券 一般3,500円、学生2,500円 ※当日500円増し ※全席自由(受付順に入場整理番号を配布) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 11月24日(日) 開演14:00~(受付60分前、開場30分前) |
説明 | 青森県立美術館は、2013年度、国際交流基金と共同主催で、日・中・韓共同制作事業 演劇「祝/言」を創作・上演いたします。 3.11 演劇人を初めとする表現者たちは心の潰れる音を聞いた それは今まで持っていた「言葉」が瓦解していく音でもあった 多くの被災者の心情を察するには、今も、大きな困難を伴う しかし日々は続く 精神的な痛みは大きくなりこそすれ、小さくなり消えることはないだろう 「誰かが隣にいて、あなたを承認している」というプリミティブだがシンプルで 強いメッセージを東北の演劇人たちは有している その東北の演劇人と、隣国である中国・韓国の演劇人 さらには伝統芸能継承者とともに、現在を語り合い、その未来を作品制作という現場から探る 何故なら、芸術こそ未来を語るにふさわしい人間の領分だからである 長谷川孝治(青森県立美術館舞台芸術総監督) あらすじ 三陸海岸沿いのとある街、そのホテルのロビーが主舞台となる。舞台の奥はホテルの入口になっており全面がガラス張りである。開幕すると、花嫁を中心にした韓国人一団と、その一団を迎える日本人花婿を中心に場面がすすむ。さらには、花嫁花婿の共通の友人である中国人たちも遅れてやってくる。 どうやら、次の日に控えた結婚式の打合せをするらしい。花嫁と花婿はお互いに日本語と韓国語で会話しているのだが、その家族・親戚たち、それに中国人たちは言葉の問題もあって何かぎこちない。やがて、演奏が始まる。それまでのぎこちなさが、音楽と踊りで次第に和んでいく。夫婦の馴れ初め、それぞれの家族のエピソードをちりばめながら舞台は進行していくが、やがて14時46分、巨大な地震とそれに続く津波がホテルのロビーを襲い、すべてを飲み込んでいく。 暗転 無音のままに続く、5分間のホリゾント全体を覆う日本、中国、 韓国のスチル写真・・・・・ 溶明 ・・・・ 音楽が聞こえて光が入ってくる。人々は何事もなかったかのように会話し始める。しかし、その会話はどこかぎこちない。彼らは死んでしまったのだろうか。だとしたら、そこに展開する物語の「続き」とはなんだろうか。 日中韓の伝統音楽のセッション。3国の舞踊の絡み合い。言葉はない。 大震災以前と以後、変わったもの、変わらないものを舞台上でダイレクトに描き、日・中・韓の未来を考える。藝術の使命は未来に賭けること、未来を語ることにあると信じ、観客に向き合う120分。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 舞踊:中村登世之丞 津軽三味線:齋藤沙希 ダンス:チョン・ヨンドゥ 音楽:アンサンブル・シナウィ |
3.11
演劇人を初めとする表現者たちは心の潰れる音を聞いた
それは今まで持っていた「言葉」が瓦解していく音でもあった
多くの被災者の心情を察するには、今も、大きな...
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