Aftershock 公演情報 Aftershock」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    せりふの素晴らしさ
    演劇において、セリフの先に風景が見えるというのは素晴らしい事だ。樋口ミユがそういう、風景が見える作家であるということがこの作品を観るとよくわかる。本人が書きたいものを、作品として書ききれているかは、本人しか分からない所だが、とても覗いてみたい闇というものが其処にある。だから観客として観る分にはとても申し分無い作家だ。
    あとは、役者の技量と演出が何処まで追いつき、追い越すことが出来るのかだが、今回長期に渡り公演を行ったのもそこを勝負する気概があっての事だったろう。
    私は残念ながら初日しか観る事が出来なかったが、初日と千秋楽では世界が天と地ほど入れ替わって体現されている事は容易に想像出来た。

  • 20131214
    (^・ェ・^)

  • 無題937(13-376)
    19:30の回(晴)。19:00受付、開場、1階です。此処は2回目(十七戦地、2013/3@地下)、こちらは初めて。劇団のサイトに公演の写真があります。倒れている自転車、白く小さな椅子、踏み台。道路側に座席(座布団、ベンチ)2列。フローリングの床以外は白、奥にカーテン、これも白。内容は説明の通り、役者さん3人。Aftershockとは余震のこと。ペダルを漕ぐ音で早口(全編ではありませんが)のセリフがやや聴き辛く、会場は少し寒かったです。

    19:31前説(宮尾さん、80分)、開演〜20:50終演。パンフ&台本を購入して帰路に。何となくストルガツキーが描く荒廃した世界を感じるのでした。どのような社会体制になっているかなどの細かい描写はありませんが、労働者の登録、派遣を生業とする者、ハウス(家の中で)農業をやろうとする男とその恋人、若者とその介護を必要とする姉…ただ生きるだけ。

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