第一回公演
第一回公演
実演鑑賞
荻窪小劇場(東京都)
2013/11/09 (土) ~ 2013/11/10 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://twitter.com/samezame_nigeru/
期間 | 2013/11/09 (土) ~ 2013/11/10 (日) |
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劇場 | 荻窪小劇場 |
出演 | 浅野もゑ、松森モヘー(中野坂上デーモンズの憂鬱)、由加子 |
脚本 | 岡田尚子 |
演出 | 岡田尚子 |
料金(1枚あたり) |
2,000円 ~ 2,300円 【発売日】 前売り2000円、当日2300円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 11月9日(土)14:00/19:30 11月10日(日)14:00/19:30 ※受付開始と開場は開演の30分前です。 |
説明 | 【ご挨拶】 スクリーンに隔たる、渋谷の若者の歩みの軽いのは、「あれこれ欲しい」を肥沃した地脈に沿って、それは上手に咲かすから。ビビッドピンクのそれらがぷかぷかとする息の、その耳触りは羨ましい、私は重い身体をことさら重たくしながら、道ゆくあの子の高いかかとが鳴るのを、見つめている。 その花は短いとげを生やしていて、だから私には手出しができない、血玉を作るのは嫌だから、手のひらを臆病に丸くして、かたまりのままにじっとしている。でも、日の目を見ない自分の種は胸のあたりにかさばって、やりきれなさのあまりに鼻からエイヤと突き出たりする。それは、どうしたってままならないことだ。そう思います。 しこりは経年に準じず、膨らみを止めない可視不可視のことがら、そのジレンマの中で、ふちを硬くして回ることにつけ、視野はまったくけぶるばかりで、盲目のその瞬間、霧中に鳴するガヤに食いやぶられることの、その明暗はわからない。 生まれを跨ぐその時に、ある苦みと共に、溶解していく縁取りをぬくたく、すくいとれたらなと思います。 今年、やっと二十歳になりました。 さめざめ讃歌 岡田尚子 【あらすじ】 欲求の隔たり。青年みずきはそれに耐えきれず、部屋に引きこもった、妹のあまみに監禁されるというかたちで。それは倒錯してもぬるい愛だった。なんとはなしに続いていた。しかし、あまみのクラスメイト奈津子の登場で、そのねばついた安寧はことごとくも打ち砕かれる。 「俺の負い目をお前が背負え!」 理性のひもがちぎれたら、舌に油の乗るばかり、罵倒したり恨んでみたり、挙句に責任なすりつけたり、挙動のどこにも苦みの差す、そんな三人のばたつくお話です。 【Twitter】 @samezame_nigeru(さめざめ讃歌Twitter) その日の稽古に浮かぶことばを、 熱いうち、生のうちにつぶやいています。 |
その他注意事項 | 【お問い合わせ】 【Email】samezamesanka.nigeru00@gmail.com 【TEL】090-9760-6717(さめざめ讃歌制作) |
スタッフ | 【作・演出】岡田尚子 【音響】dezimoemon 【照明】藤田千賀子、前崎千波 【宣伝美術】杪谷采音 【当日制作】上山翼 【企画・制作】さめざめ讃歌 |
[情報提供] 2013/09/29 18:28 by さめざめ讃歌
[最終更新] 2013/11/05 08:13 by marimo1980
スクリーンに隔たる、渋谷の若者の歩みの軽いのは、「あれこれ欲しい」を肥沃した地脈に沿って、それは上手に咲かすから。ビビッドピンクのそれらがぷかぷかとする息の、その耳触りは羨ましい、私は重い身体をことさら重たくしながら、道ゆくあの子の高いかかとが鳴るのを、見つめている。
その花は...
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