満足度★★★★
仮面がそのまま仮面
世界観が合わないのか、仮面がそのまま仮面で納得感が得られなかった。音響トラブルとあいまって世界に入りこむことが出来なかったからかも。仮面のおかげで世界が安定している。という部分に納得が得られないと、その世界の人間の矛盾や葛藤が伝わらない。
満足度★★★★
仮面と顔と素顔
ほぼ全編、どの役者も仮面を付けての芝居、やはり顔や表情が見えないのはつまらなく感じ、まさに原作もそれを表現したかったではないかと思いました。 ただ、仮面を付けない顔=素顔、ではないと思うので、表面上の顔と本心の対比もアレンジで入っていたらもっと面白くなったように思いました。
満足度★★★★
仮面の世界
この劇団は初見でしたが、原作の素顔同盟は中学時代教科書で読みとても惹かれた作品でした。自分の中のイメージがもうあったので他人がどう捉えているのか興味がありました。作品自体の捉え方は違いましたが私が抱いた世界観とはかなり合っていてとても雰囲気の良い作品に仕上がっていました。
モノトーンの舞台セットも素敵でしたし、グレーで統一した衣装など仮面がより引き立っていて良かったです。原作を好きな人でも充分楽しめると思います。
満足度★★★★
パンフレットのイメージ
パンフレットのイメージがとても作品のイメージを表しているように思う。
すっと感覚にしみ込んでくる感じで最後まで進む。
個人的に好きだったのはステレオで心地よい水の音。
全体にとても雰囲気のいい芝居だった。
おまけ:
教科書で読んだ覚えがないのは、私の時代にはなかったからなのか、やったのに覚えていないのか、授業でやらなかったのか、まったくわからない。
おまけ2:
書き終わって気付いたが、記念すべき私の「観てきた」200本目!
きりのよさもまた心地いい。
満足度★★★
自分で決めること!
仮面を義務付けられた世界でも、それが違法であろうと自分で決めること。
違法ならば、それ自体を変えるような行動をすればよい。
付けっぱなしも良し、素顔を見せっぱなしもよし、上手く付けたり外したりも良し、自分が納得した生きていきやすいものでよいのではないでしょうか。