満足度★★★★
芝居巧者のホラーオムニバス
ホラーオムニバスと言えどもそんなにこわくないだろうとタカをくくって行きましたが、お話とはあまり関係無く貞子風の女の子が歩くシーンがありちょっとこわかったです。笑
短編がいくつか上演される形で、多くが日本式ホラーの形式。2秒の間に起こる心霊現象を舞台上の運転手さんが語りに語るお話は正統派のように感じました。舞台だからこそできる「手」の表現。ホラーです。
こっくりさんもまたよくある題材。「生贄」というタイトルにぞくりとなったあと、狂気の女子高生の台詞にぞくりとなり、「もうやめてーっ」という感覚に陥ります。
屋台骨になる「寄ってくる」というタイトルがつけられたお話も日本式ホラーながら、恐がりの登場人物が発する最後の言葉に会場の緊張感がほぐれました。
そしてなんといってもオープニングアクト。出色の出来でした。あれを見るためにもう一度行きたかったくらいです。素敵でした。
満足度★★★★
終わって、暗転 僅かに見える少しの間に
舞台セット、折りたたみ椅子が4脚 ゆがんだ窓の様な銀色の枠から銀色の玉がこぼれ出て 下に山たまって流れ出しそうな、・・・・この雰囲気の舞台美術は、チラシを見ると、やはり舞台美術 高島奈々さん 良いですね。 物語は、少女の部屋に集まる若者 勾玉さん 雰囲気が怖い先輩 恐い話 百物語 この部屋・・・でる? 寝る時に ガタンって音 天井のシミが動く えっ 本物やん わっ!! コワイ!! 私 怖くないからね~ なんじゃかんじゃで 怖い話、やがて寝てしまう 朝 部屋の主の女性は昨日にすでに亡くなっていた、新聞に少女を事故から助けて巻き込まれ死亡 少女は助かった・・・・・
お芝居が終わって、暗転 僅かに見える少しの間に舞台を横切る貞子の様な影!!
ぎゃあああ~ 怖かった!! 面白かった。!!
満足度★★★★★
いい意味で裏切られました
ショートホラーオムニバス公演と銘打っているので恐ろしい雰囲気が続くのかと思っていたら、笑いあり涙ありで感情を揺さぶられました。つい最近の事故をモチーフにしたと思われるラストシーンでの西野さんの台詞は心を打たれました。