満足度★
もっと作りこんで欲しかった
主催や出演者が「期待しててください」「すごいものが仕上がってます」とTwitterやらブログやらで煽っていたこと、第1弾よりも名の知れた俳優が数名出演していたことで、前回以上のものになっていることを期待していた。
確かに、プロジェクションマッピングやら、光る衣装やらのテクノロジー的な演出は期待以上だった。
しかしながら全体的に作りこみが全く足りていなかった。まず、脚本が破綻していたように感じた。作品によっては複数回観劇すれば、1度では理解できなかった伏線を回収できたりするものだが、そもそもこの脚本では風呂敷を広げ切ったまま、畳むことなくストーリーが終了するので、2度見てみたいとは思わなかった。(オープニングのプロジェクションマッピングだけはもう1度見てみたいと思うが。)
次に、衣装の作りこみが足りない。全体的にチープ。レストランの制服はよいが、夢の世界の住人の衣装(ヒマワリ、ウサギ、チクタクetc)の衣装が特に安っぽく、せっかく「夢」というファンタジックな世界の表現であるのに、あまりに現実的で夢がなかった。市販のハロウィンのコスチュームのほうがまだファンタジックである。
そして登場人物のキャラクター設定や存在意義の作りこみが足りなかった。主役のキャラクターがぶれていて、最後までどういう人物なのか、よく分らなかった。そして存在意義があるのか疑問なキャラクターがとくに「夢の世界」のほうに多かった。とくに侍は、素性もわからぬまま終盤でいきなり活躍し始め、ついていけなかった。
ダンスの技術はさすがではあったが、もっと多種多様のジャンルのダンスが見たかった。音楽も電子音が多く、毎度のパターンなので少々マンネリ感があった。
もし第3弾があるのであれば、まずは脚本の筋をしっかり通してほしい。ストーリーが破綻していてパフォーマンスを詰め込むだけでは、芝居ではなくショーである。演劇と謳われている以上、客は「物語」を見に来ているので、引き算をしながらまとめていってほしいものである。
満足度★★★★
たくさんのエンタメ、ありがとう
観た方のほとんど全員が絶賛されているように、私も概ね、そのような感想です。
プロデューサー、演出、音楽、アクションコーディネーター、ダンス振付、主演と超人的な活躍をされた松永さんには脱帽です。
松永さんの演技も良かったです。
アクション、ダンスは言うことなしです!
レベルの高いキャストが、よくもこんなにたくさん集まったなと感心します。
ストーリーは、10代、20代の人なら共感できると思います。
私は謎解き、コメディの部分で楽しませていただきました。
1点、残念な点があるとすると、それは演技力があまり高くないキャストさんが何人かいらっしゃったという点です。
そういう人たちが演技されている時は、見ていて辛かったです。
エンタメ作品としては最高だけど、芝居という視点から観ると、少し見応えのない作品だと思いました。
満足度★★★
ダンス、キレキレ☆☆
主演の松永一哉のダンスがすごかった、おお、って思いました。
ひとつのエンターテイナーだと思いました。
また、時間の都合で途中退席させていただいたのですが、その際の受付の方の対応が非常に親切で、ありがたかったです。