満足度★★★★
「観る者を選ぶ芝居」かも?
脱力系の笑い(冒頭のナレーションから暗示されている?)とホラーとの融合にメタフィクションも加え、会場も上手く使って55分800円なら大満足。
ただ、メタフィクション部分について言い訳がましい…どころかクドい(あるいは楽屋落ち的)と思われる危惧がなきにしもあらずな上に、例示するネタがマニアック気味なので、そこの感じ方次第で評価は分かれるかと思う。
あと、一般的には黒子を使いそうな物の出ハケを、普通のスタッフの格好の人物が普通に登場して処理するのも可笑しくて好きだけれど、人によっては「ナンじゃそら!」かも?
よって「観る者を選ぶ芝居」かもなぁ。
なお、基本的には「おバカだねー(笑)」なテイストでありながら、きちんと「ホラーあるある」で締めるのも◎。
ちなみにゲームに関して知らなかったのでWikipediaで予習して臨み、まぁ正解。(全く知らなくても楽しめたと思う)
満足度★★★★★
ウダウダした感じが、すっかり個性として確立。
いやー、とても面白かった、
全体のウダウダした感じが、すっかり「個性」として確立(笑)している。
前作「希望人の海から」も、私はたいへん面白く拝見した。
私の「観てきた!」には、
独特のウダウダした感じが、新鮮でとてもよかった。こういうのを、短編競作の場で、堂々とやる精神が素晴らしい。オリジナリティ、という意味では、他の追随を許さない(笑)作品。
と書いた。
しかし正直、この作品が、シアターグリーン学生芸術祭Vol.7の最優秀賞受賞をとるとは思わなかった。
そして審査員諸氏の炯眼に、改めて感服した。
以下、ネタばれ。
満足度★
楽しみたかったが
原作知らないから、正直つまんなかった。パロディだとしてめ、酷すぎる。どこで楽しんだら良いか悩みながら観ていました。
学生演劇祭でグランプリからの王子小劇場に一気に進出する勢いは凄いけど、やりたいこと先行で客無視してる気がする。役者は好演・・と言ってあげたいけど、王子の尺で声が聞こえない役者がいたり。
こういうのを王子みたいな場所でやっちゃうから、まあ小劇場なんて所詮は主宰の自慰行為みたいなもんだから、と言われるんだよ・・。