満足度★★★
ゆったりした気分に
四姉妹の一年の物語との事であったが、そこまで姉妹の物語としては強くはなかったかな。また、季節移り変わりをもう少し強く感じたかったかな。
でも物語は面白かったですし、優しくゆったりした雰囲気に包まれました。
満足度★★★★★
家族と親族と個人
人間が物事をどのように感じ、どのように思考し、どのように行動するのか、
第三者の目で確認できました。久しぶりにほのぼのとした気分になりました。すべて最後はやさしさと希望であると、その大切さを再認識させていただきました。家族の力、親族の絆。(古川ロッパ)
満足度★★★★
劇団名の示す通り、
余裕ある空間をうまく使って、様々な物語を並列的に述べるという手法で、とても面白く観劇しました。初めはちょっとうるさく感じましたが、そりゃあ、四人姉妹だもの、色々あるよね~と納得。しかも、劇中かなり劇的なことが起こっているにもかかわらず、その横でごく日常の会話が交わされているという情景も現実感があり、良かったです。ただ、演出の方の好みだと思いますが、台詞回しや声量がちょっとTVドラマっぽかったかな?ちなみにこの日は都心で37度近い暑さ。当然劇場の冷房はガンガン入り、あの声量では台詞が聞こえにくいという事態に。その分ちょっと感動が薄まってしまったような気がします。よくお芝居は生き物といいますが、こういうことなんだな~と。(ちょっと即物的すぎ?)
満足度★★★
気にし過ぎかもしれませんが
本筋はシンプルなのに本筋から外れた枝葉がたくさんついていたように思え、人物関係も込み入って必要以上に複雑になっていると感じました。事前に用意してあった人物相関図のプリントを良く見ておいて良かった。副住職の説法や姉夫婦の会話なども不要と思われる部分も多かったように思いました。
一年間の物語なので、それぞれの場面で季節感のある会話や小物の道具立てなどもあり、衣装もその都度季節にマッチしたものに変えていた点も良かったのですが、話の筋として無理に時間を引き延ばしたのではないかと思えるようなところがいくつかあり違和感を覚えました。たとえば、夫はなぜ沈黙を保ったまま何か月も姿を見せないのかとか、妻はなぜ決断の書類を書くのに半年もかかるんだとか、檀家対抗野球大会の予選と本戦がなぜ3ヶ月も開いてしまうのか、などなど。
そんなことがつい気になって集中できない自分がいました。余計なことをあれこれ考えずに観ればよかったのかも知れません。