公演情報
「ここはすべての夜明けまえ」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★★
きよらか『ここはすべての夜明けまえ』谷川清夏一人芝居。
誰よりも長く生きた、いや生きることを余儀なくされた女性が家族史を独白する。
機械と融合することで25歳のまま生きる女の長い長い夜と孤独。25歳の身体で止められてしまうことの生々しい視線。硬い胸の下にある柔らかい生傷に、出血に触れた。
『ここはすべての夜明けまえ』は小説と演劇のタッグ作。谷川清夏さんが間宮改衣さんの原作をとても大切にされてる事が伝わり、坂本沙季さんの演出もその想いを汲みつつ演劇としてこだわり抜いてシーンが紡がれていた。若手俳優さんの一人芝居、表現力は勿論企画力も光るものが多くて圧倒されています。
実演鑑賞
俳優・谷川清夏のソロ演劇プロジェクト「きよらか」の旗揚げ公演。団体名もダブル、トリプルミーニングになっていそうで良さげ。演目は、谷川さんが敬愛するSF小説を原作に、一人芝居として再構成したもの。
団体の旗揚げなども含め、全体的に「若手演劇人が意気揚々と挑む新たな船出」のような雰囲気が漂っており、その前向きな挑戦は素直に応援したくなります。約80分強の上演時間で、俳優がずっと語り続けるような構成のため、その台詞量も甚大。公演を無事やり終えたことも、成果のひとつと捉えて良いと感じました。